広島の代表的な観光地を巡って実践的な英語力を高める「Hiroshima Tour Guide Program」を2月28、29日に開催しました。学生11人が参加し、プロの通訳ガイド等から指導を受けるとともに、平和についての認識を深めました。

初日は4歳の時に被爆した伊藤正雄さんの講話を聴き、核兵器の恐ろしさや核兵器廃絶への取り組みについて学びました。その後2組に分かれてそれぞれ平和記念公園と宮島を訪れました。

学生たちは平和記念公園と宮島で通訳ガイドから英語で説明を受けた後、各施設の由来などを紹介するロールプレイに挑戦。学んだばかりの内容を英語に訳しながら、懸命に説明していました。また2日目に訪れた旧広島陸軍被服支廠と、展示施設「シュモーハウス」では、英語での説明を学ぶと同時に平和の尊さを改めて実感していました。

参加した学生からは「広島に住んでいても、普段訪れない場所を見学できてよかった」「観光の仕事に興味があるので、英語で外国の方に説明ができるようこれからも頑張りたい」といった感想が聞かれました。