12月5日、ハワイ大学マノア校からオンラインで配信された講義を、学生、教職員、一般参加者約50名が聴講しました。同大学との海外協定締結記念事業の第2回です。

このオンライン講義は、国際コミュニティ学部の国際コミュニケーション領域科目である「Global/Regional Studies B (Hiroshima and Hawaii)」の授業の一環として実施しました。履修生は、これまで授業で学んできた日本とハワイの歴史的な関係を思い返しながら、Dr. Kyle Kajihiro (Department of Ethnic Studies, College of Social Sciences, UHM)による「Japanese and Okinawans in Hawaiʻi: A Brief Political History」と題する講義に聴き入っていました。

同オンライン講義には、国際共修科目「Multicultural Project (Images of Japan in Western Cinemas) 」を履修する学生も参加しました。台湾、中国、ベトナム、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スロバキアからの交換留学生が含まれており、ハワイにおける日本のイメージについて学ぶ機会となりました。

スライドを使った60分の講義後には、参加した学生および教員と日系四世であるKajihiro氏との活発な質疑応答が展開されました。参加した学生からは「何も知らなかった日本とハワイとの強いつながりについて、さらに深く、さらに新しいことを学べた」、留学生からは「このハワイと日本との歴史が、日本の若者にはあまり認識されていない点を興味深いと思った」との声が聞かれました。

本学では、広島に根づく大学として、今後も広島とハワイとの深い関係を学生に伝え続けたいと考えています。記念事業は今後も継続予定です。