7月5日～30日の期間、日本語を学習している海外協定校の学生を対象にした「日本語・日本文化セミナー」を初めてオンラインで実施し、5ヵ国6大学から17名が参加しました。

本セミナーは、海外協定校で日本語を学習している学生が日本語および日本文化の知識を修得することを目的に2001年から実施しており、今回で18回目となります。本来は、学生を本学に招き、大学での講義のほか、フィールドトリップやホームステイを通した日本および広島の文化体験などのプログラムを実施していました。しかし、今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、オンラインで実施することとしました。

セミナー参加学生は、レベルに応じた日本語の講義や、「平和に向けた広島の役割」、「日本語の方言（広島弁）」などの日本社会や日本文化についての様々な講義のほか、本学の正規科目をオンラインで受講しました。また、本学学生との交流イベントも実施し、参加した学生からは「コロナで留学を諦めていたが、オンラインで参加することができて、いい経験ができた」「修道の学生や、他の国々の学生とたくさん話すことができて、とてもいい思い出になった」等の感想が寄せられました。

新型コロナウイルス感染症収束後に、本セミナー参加者のみなさんと再会できることを心待ちにしています。