人間環境学科 学術講演会
頻発する広島土砂災害への対応と課題
※この講演会は「環境アセスメント」の授業内で行います。
一般の方もご参加いただけます。
日 時 :7月14日(火)16:30~18:00(5限)
会 場 :広島修道大学8306教室(8号館3階)
講 師 :室田 哲男 氏
(政策研究大学院大学教授 防災・危機管理コースディレクター)
【講師紹介】
1984年東京工業大学大学院社会工学専攻修了。同年自治省(現総務省)入省。総務省自治行政局地域政策課長、同消防庁総務課長、同消防庁国民保護・防災部長、広島市副市長等を歴任。2023年から現職。博士(政策研究)。東京大学生産技術研究所研究顧問。北海道大学客員教授。著書に「自治体の災害初動対応~近年の災害対応の教訓を活かす」、「国難災害と緊急消防援助隊~緊急消防援助隊の災害対応力の強化に向けて」など。
【講演概要】
広島市は平成期に、平成11年6.29豪雨災害、平成26年8.20豪雨災害、平成30年7月豪雨災害という三度の大規模な土砂災害に見舞われ、多くの犠牲者を出しました。それぞれ、雨の降り方や被害の発生場所、災害対応上の課題が異なっており、その都度検証が行われ、教訓がその後の防災対策に活かされてきました。しかしながら、人的被害を完全に防ぐには至っておらず、なお課題が残されています。
近年、土砂災害は地球温暖化の影響等により頻発化・激甚化しており、全国各地で大きな被害をもたらしています。一方で、土砂災害は発生予測が難しく、避難指示等の発令判断や住民の避難行動につなげることが容易ではないという課題があります。特に、高齢化の進展や地域コミュニティの変化などもあり、「危険性が伝わっても避難行動に結び付かない」という問題が各地で顕在化しています。
講演者は、平成26年8.20豪雨災害の発災時に、総務省消防庁における応急対策の指揮にあたりました。また、その翌年、広島市副市長となり、この災害で明らかになった災害対応の課題を踏まえ、危機管理体制や警戒・避難対策の大幅見直しにも携わりました。
本講演では、広島の三つの土砂災害で明らかになった課題と教訓を振り返るとともに、自らの経験を踏まえながら、土砂災害への応急対応のあり方、特に「いかにして実際の避難行動を引き出すか」という課題について考えます。
参加申込
申込締切:7月10日(金) 16:00
広島修道大学
ひろしま未来協創センター
〒731-3195
広島県広島市安佐南区大塚東一丁目1番1号
TEL.082-830-1114
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