法学部では「法律基礎B(現代社会と税)」(中国税理士会寄附講座)の授業で、広島国税局及び中国財務局のご協力により3つの講演会を行いました。
広島国税不服審判所審判官
山田 康二氏
12月2日は広島国税不服審判所審判官 山田 康二氏をお迎えして「国税不服申立制度の概要等」についてお話しいただきました。山田氏は、国税不服審判所という税務独自の権利救済機関での手続きとその意義について、DVDによる動画教材も用いてわかりやすく説明してくださいました。参加受講生からは、国税不服審判所という機関の役割や重要性についてよく理解ができた等の感想が寄せられています。
中国財務局総務部長
村上 勝彦氏
12月9日は中国財務局総務部長 村上 勝彦氏をお迎えして「日本の財政の現状と課題」についてお話しいただきました。村上氏は予算の仕組みや日本の財政における国債依存度や社会保障費を中心とする現在の財政の課題について説明してくださいました。参加受講生からは、財政の現状や健全化に向けた課題についてよくわかった等の感想が寄せられています。
広島国税局課税第一部次長
梶原 正則氏
12月16日は広島国税局課税第一部次長 梶原 正則氏をお迎えして「税の役割と税務署の仕事-これからの社会に向かって—」について講演いただきました。梶原氏は、「税の役割」や「財政の現状と課題」といった税に関する基本的な内容について、また「適正・公平な税務行政の推進」では、公平な課税・徴収という観点での税務調査の実態について、「税金クイズ」を用いてわかりやすく説明いただきました。参加受講生からは、税の重要性、税務行政の職務内容についてよくわかったなどの感想が寄せられています。
12月2日の講演の様子
12月9日の講演の様子
12月16日の講演の様子