4月24日、法学部1年生の基礎演習Iの授業において、広島市職員講演会・上級生ボランティア体験報告会を開催しました。講師として、法学部の卒業生である企画総務局長の阪谷幸春さん、こども未来局こども未来調整課長の山音武士さん及び教育委員会学校教育部健康教育課主査の東由希奈さんにお越しいただきました。
最初に、阪谷さんより、勇気と情熱を大切にしながら地域・街づくりに積極的に関わってほしい、とのメッセージを頂きました。
ついで、山音さんと東さんから、広島市職員としてのご経験をお話しいただきました。お二人とも様々な部署で業務に携わっていらっしゃる中で、利益追求を目的とすることなく市民のために働くことに、大きなやりがいを感じていらっしゃいました。また、公務員の仕事をする上で、法学部での学習において法的文書に親しんだことや、法の解釈を考える際に多角的な視点を持ち多様な価値観を尊重する姿勢を身に付けたことが役に立っている、と教えてくださいました。
また、企画総務局人事部人事課（組織管理係）課長補佐の山田晋也さんにお越しいただき、県から多くの権限を移譲される政令指定都市として多様な部署と業務を有する広島市で、職員として働くことの魅力をお話しくださいました。

 最後に、2023年に広島市で開催されたG7広島サミットでのボランティア活動等に参加した3年生の佐伯里呼さんが、社会と関わり人の役に立つことの喜びと自身の成長を感じたことを話してくれました。
1年生は、大学生活に期待を抱く一方で、法学部での学習等に不安も抱えていたと思います。しかし、広島市職員として活躍していらっしゃる法学部の先輩のお話を聴いて大きな「勇気」をもらい、「情熱」をもって学習や課外活動に取り組む決意を新たにしました。