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初年次セミナー講演会企画「法曹三者による裁判員裁判制度」を実施

11月29日、2限目に1年次生全員が受講する「初年次セミナー」において講演会企画「法曹三者による裁判員裁判制度」を実施しました。

講師の方々は、広島地方裁判所の小川貴紀裁判官、広島地方検察庁の川下吾一検察官及び広島弁護士会の宮崎翔太弁護士です。

この講演会は、広島地方裁判所、広島地方検察庁及び広島弁護士会による裁判員制度についての啓発活動の一環として、本学法学部1年次生を対象とした企画として毎年実施されてきたものです。2020年以降は新型コロナウイルス感染症の影響で中断していましたが、関係者のみなさまのご協力により、今年ようやく再開することができました。

講演会では、小川裁判官、川下検察官及び宮崎弁護士それぞれの立場から、司法への国民参加を保障する裁判員制度の意義役割、制度の概要、及びそこにおいて果たす各人の意義役割について、豊富な資料や図表、実体験などを交えつつ、大変丁寧な説明をいただきました。講演の後の質疑応答では、裁判官、検察官、弁護士のより具体的な仕事内容や裁判員制度において国民が制度に参加することの積極的意義などについて、本学の参加学生との間で活発なやり取りが行われました。