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修大基礎講座 連続講演会企画 第2回「法律と仕事(2)・家庭裁判所調査官の職務と役割」を実施

7月12日、1年生の修大基礎講座の授業において、広島家庭裁判所より2名の家庭裁判所調査官にお越しいただき、講演会を開催しました。

講演会では、「家庭裁判所調査官の職務と役割」と題して、家庭裁判所で取り扱う少年事件と家事事件の手続の流れとその中での家庭裁判所調査官の役割や活動をお話しいただきました。また、講師のお2人が仕事をなさってきた中で印象深いエピソードもお話しいただきました。家庭裁判所調査官は、非行少年や紛争を抱えた家族の方々と、その人々の人生の分岐点で関わり、大変重要な役割を果たしていることがわかりました。

学生から、「女子少年が赤ちゃんを遺棄した事件」や「少年がSNSで迷惑行為を投稿した事件」はどのように扱われるのか、といった質問がありました。講師のお2人は、そのような事件が生じる背景や少年の心理についても教えてくださり、それらに留意しながら、自己の行為について真摯に考えられるよう、少年と面接を重ねていく、とお答えくださいました。

法学部での学習を活かせる職である家庭裁判所調査官のお話をうかがう機会を得て、1年生の学習意欲がますます高まりました。