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広島国税局の方による講演会を行いました

121日と22日に「法律基礎B(現代社会と税)」(日本税理士会連合会寄附講座)の授業で、広島国税局の協力により講演会を行いました。1日は広島国税不服審判所審判官 梅村相徳氏をお迎えして「国税不服申立制度の概要」について、22日は広島国税局総務部次長 岩﨑信夫氏をお迎えして「税の役割と税務署の仕事」について講演いただきました。

梅村氏は、権利救済制度の概要を説明してくださいました。特に、国税不服審判所という税務独自の機関とそこでの手続についてわかりやすく説明いただきました。
岩﨑氏は、日本の財政の状況と税の果たす役割、また税務行政の職務について説明してくださいました。また、最近の経済活動のデジタル化への取組みや、脱税の摘発など税務行政の現場のお話を聞くことができました。

どちらの回も短い時間の中で、大変中身の濃い講演をしていただきました。およそ80名の受講生からは、納税者の権利保護のために果たしているその役割と国税不服審判所の重要性についてよく理解ができたとの感想や、財政の現状や課題、税務署での仕事の内容についてよくわかったなど、両公演が大変有意義であった旨の感想が寄せられています。

広島国税不服審判所審判官 梅村相徳氏

講演会の様子

広島国税局総務部次長 岩﨑信夫氏