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地域食材を使用したレシピの開発

健康科学部健康栄養学科の学生の有志が「ひろしま地域食材PR事業」の一環として広島県の地域食材である小松菜等の「ひろしまそだち」農産物を使用したレシピを33品開発し、さらに地産地消レシピのレシピカードを作成しました。
ひろしま地域食材 PR 事業とは、ひろしま地産地消推進協議会が行う事業であり、管理栄養士、栄養士、調理師等を目指す大学生等が県産農林水産物の食材としての価値を高め、県民に広く PR することにより地産地消の推進を図る取組です。
2024年11月26日には、広島市安佐南区沼田町の「ルンビニ農園」を訪問し、「小松菜の購買をめぐる首都圏と広島圏の消費動向の違い」、「農産物の生産と流通を通しての地域活性化」をテーマにお話を伺い、地産地消の仕組みを学びました。また、生産者のお話から、小松菜の旬は12月から年末の寒い時期であり、酸味と糖度のバランスが大切であることや、小松菜の酸味や甘味は時期によって異なり、最も甘い時期は2月であり、この甘い時期の小松菜は、スムージーに向いているとの説明を受けました。小松菜のおいしさのバランスの違いを生かしたレシピを考えることは新鮮であり、大変勉強になったようです。
訪問を通じて、学生たちは、安心安全の野菜を育てることは難しく、そのために様々な対策や工夫が行われていることを知る機会となりました。さらに、小松菜の流通や出荷に関する知識も学ぶことができました。
学生たちは、訪問で学んだことを生かし、「時間をかけずに手軽につくれること」、「幅広い年代の方に食べていただけること」、「一人分の栄養価が一目でわかること」をコンセプトに、広島近郊7大葉物野菜(小松菜、サラダ水菜、春菊、ほうれん草、パセリ、青ねぎ、広島菜)を使用したレシピを作成しました。さらに、料理に含まれる栄養素や調理にかかる所要時間が一目でわかるレシピカードも作成しました。管理栄養士をめざす学生にとって貴重な体験になりました。

試作の様子

ルンビニ農園での見学

レシピカード

 レシピカードの一部を掲載しているのでぜひご覧ください。
 ※画像をクリックするとレシピカード(PDF)をご確認いただけます。