学校法人修道学園は、来る2025年に創始300周年を迎えます。広島修道大学は、広島藩の講学所を淵源とする学校法人修道学園が設置する大学であり、｢道を修める」という建学の精神に基づき、｢地球的視野を持って、地域社会の発展に貢献できる人材の養成」という理念、教育目標の実現に力を注いでいるところです。

　西風新都に位置する本学は、1974年に当地に総合移転を果たし、6,300余名の学生が、快適に学び憩うためのキャンパス整備・拡充にも持続的に取り組んでおります。自然に恵まれた環境のなかで学部学科を増設し、現在では7 学部13学科、大学院4 研究科を擁する総合大学へと発展してまいりました。これもひとえに皆様のご支援とご協力があってのことと深く感謝申し上げます。

　さて、このたびは学校法人修道学園創始300周年記念事業の一環として、念願である新体育館の建設に着手することとなりました。このまたとない好機に、学生や卒業生の皆様はもちろんのこと、地域社会の皆様にも気軽にご利用いただき、広島修道大学の新たなランドマークともなるシンボリックな新体育館を建設してまいります。さらに、不確実性が高まる現代において、次代を担う学生が逞しく生き抜く力を育むために、社会的ニーズや学び方の変化に対応した新体育館としてまいります。