園芸部[中高・男女]

園芸部

校内農場において栽培した農作物を原材料とした学校オリジナル商品の開発に取り組んでいます。特にジャム開発に力を注いでおり、過去にはダイコンジャム、トマトジャム、タマネギジャム、酒かすジャムの開発・商品化を行いました。ジャム以外の商品については、2023年夏から継続実施中のジャガイモ食酢の開発・研究が多方面から大きな注目を集めています。

校外での活動にも活発に取り組んでいます。耕作放棄農園の活用、規格外野菜を用いた地域おこし、地元スポーツチームとの連携活動等を実施しています。現在は、ワケギを用いた尾道市との連携活動、ジャガイモを用いた東広島市安芸津町との連携活動に注力しています。

全ての活動は部員の研究活動の一環として実施しており、大学の研究室、企業、生産農家等への訪問を行い、研究レベルの向上に努めています。また、活動成果を様々な学術大会において発表報告を行っています。また、新聞、テレビ等のメディアへの情報発信も積極的に行っています。

栽培、加工、商品化、販売、校外連携、地域貢献、研究…、園芸部でやってみませか?

学校の農場

収穫した果物で商品開発

ジャムの商品開発 試作品制作

ジャムの商品開発 ラベル貼り付け作業 ※商品名、レベルデザインも園芸部員が制作

広島テレビ「テレビ派」の番組内で本校園芸部の活動が放映されました

テレビ局:広島テレビ
番組名:テレビ派 タマネギでジャム!?学生が手がけた味は?
日時:2023年12月14日(木) 18時31分頃
取材内容:ジャム開発、ポン酢開発、広島朝市出店

研究発表

2024年6月22日・23日 日本生活科・総合的学習教育学会第33回全国大会(新潟大会)において研究発表
<発表題目>校内放任果樹の教材利用 ~ダイダイを用いた商品開発~

商品開発9⃣ (だいたい)何にでも合うソース(2025年度)

園芸部の高校3年生を中心に開発した商品。園芸部が開発したジャガイモ酢「いもでがん酢」と学校農園で栽培した「ダイダイ」を使用した新感覚な洋風ソース。商品名から分かるように様々なお料理にご利用いただけます。お料理の幅が広がるソースに仕上がりました。
商品名:(だいたい)何にでも合うソース
販売価格:800円(税込)/1本
容量:290ml

商品開発8⃣ フユキジャム(2025年度)

都道府県別のワケギ生産量は、広島県が1位であり、尾道市や三原市が主要生産地となっています。しかし、ワケギの食用方法は、ぬた、みそ汁、ネギの代替利用...あまり思いつかないのではないでしょうか。園芸部では、昨年(2024年)7月よりワケギの新たな活用方法に関する研究を実施しました。本校園芸部 高校3年生の河田さんを中心に規格外ワケギを用いたジャムを完成させました。商品名のフユキ(冬葱)とは、ワケギの古名です。ワケギの風味を残しつつも、リンゴとキウイを合わせることにより、味わい豊かなジャムに仕上げることができました。
販売価格:500円(税込)/1瓶
内容量:50g

商品開発7⃣ トマトリコ(2024年度)

本校農場で育てたミニトマトにリンゴとハチミツを合わせて作りあげました。
商品名は、トマトにスペイン語で“美味しい”を意味する“リコ(rico)”をつなげ、食べた方を虜(トリコ)にしたいという思いと、トマトの代表的な栄養成分であるリコピン(リコ)をイメージできるように名付けました。
販売価格:650円(税込)/1瓶 
2024年12月15日(日)ひろしま朝市にて販売

商品開発6⃣ いもでがん酢(2024年度)

ジャガイモを原材料とする非常に珍しいお酢です。
ジャガイモの栽培は園芸部が行いました。
成分分析の結果、市販の米酢や穀物酢よりも、クエン酸、コハク酸、乳酸などの有機酸を多く含むことがわかりました。
また、エネルギー19kcal/100gの低カロリーお酢です。
部員全員で味、香りについて官能検査を行ったところ、市販の穀物酢や米酢よりも甘く、尖った酸味がなく、飲みやすいことがわかりました。
 
販売価格:800円(税込)/1本
 
名称:醸造酢(じゃがいも酢)
原材料名:じゃがいも(広島県産)
酸度:4.5%
内容量:500ml

商品開発5⃣ 完成美(2023年度)

園芸部の高校1年生が主体となり、新たに開発したタマネギとリンゴのジャムです。タマネギの臭みをしっかり取り除き、タマネギとリンゴの甘みがマッチ、一口食べたら笑顔になる美味しいジャムが完成しました。
今春、本校農場で小さなタマネギがたくさん収穫し、有効活用するために園芸部では5月からタマネギを用いたジャムの開発を開始。商品名やラベルデザインまで部員が手掛けています。
販売価格 1瓶 650円(税込) 

商品開発4⃣ チポラジャム(2023年度)

園芸部の高校1年生が主体となり、新たに開発したタマネギとリンゴのジャムです。タマネギの臭みをしっかり取り除き、タマネギとリンゴの甘みがマッチ、一口食べたら笑顔になる美味しいジャムが完成しました。
今春、本校農場で小さなタマネギがたくさん収穫し、有効活用するために園芸部では5月からタマネギを用いたジャムの開発を開始。商品名やラベルデザインまで部員が手掛けています。
販売価格 1瓶 650円(税込)
2023年11月26日(日)ひろしま朝市にて販売
2023年12月17日(日)ひろしま朝市にて販売
2024年 2月 4日(日)ひろしま朝市にて販売

[チポラジャム開発記録受賞一覧]

第15回ノースアジア大学文学賞 優秀賞
石川好特別賞

商品開発3⃣ 八幡川 酒かすジャム(2023年度)

本校農場のダイダイの果実に広島市佐伯区の八幡川酒造さんの酒粕を組み合わせ、広島色の強い、風味豊かなジャムを作り上げました。商品名も部員達が考案し、『八幡川酒かすジャム』としました。ラベルデザインからラベル貼り作業まで部員が手掛けました。

商品開発2⃣ 創思創愛Harmonyすずしろじゃむ(2022年度)

本校農場で栽培した田辺ダイコンの“加熱により甘みが増す”という特徴に着目し、ジャムの商品開発をしました。田辺ダイコンと農場のダイダイを使用した”創思創愛Harmonyすずしろじゃむ”は、さっぱりした口当たりと自然な甘みを奏でます。商品名やラベルデザインも部員が手掛けました。
販売価格 1瓶 650円(税込) 
 

[創思創愛Harmonyすずしろじゃむ開発記録受賞一覧]

第7回田辺ダイコンレシピコンテスト 最優秀賞

商品開発1⃣ 創思創愛だいだいじゃむ(2022年度)

本校農場のダイダイの果実に尾道市の松愛堂さんのミカン花粉ハチミツと福山市の入江豊三郎本店さんのミリンを組み合わせ、広島色の強い、風味豊かなジャムを作り上げました。商品名も部員達が考案し、ダイダイの花言葉である相思相愛と本校名を組み合わせた『創思創愛 だいだいじゃむ』としました。ラベルデザインからラベル貼り作業まで部員が手掛けました。

[創思創愛だいだいじゃむ開発記録受賞一覧]

第50回毎日農業記録賞 高校部門 全国入賞 奨励賞
第15回ノースアジア大学文学賞 優秀賞
東京家政大学第20回生活創造コンクール  佳作
第61回大垣市文芸祭 佳作
部員数
[高校] 男子11名 女子5名 [中学]男子3名 女子0名 【顧問】石田 沖石
活動日
月・火・木・金
16:00~17:30