中高一貫コースについて
飛躍的に成長を遂げる 中学~高校の6年間
独自のカリキュラムに基づいて 計画的・継続的に学び一人ひとりの可能性や力を大きく広げ、伸ばします。
国公立大や難関私大の現役合格など生徒一人ひとりの夢や進路目標にあわせ、じっくり6年間の学びに取り組みます。
この指とまれプロジェクト
国際交流や地域交流など、生徒自身が主体的に取り組むことができるプログラムの総称です。学ぶことの喜びを体験し、活動に対する意欲を高めることが目標です。これはグローカル・イノベーション・リーダーへの成長エンジンになっています。
Kリーグ
昨年度までの英単語の定着を確認する「KIKUTAN」と漢検の上位級取得に挑戦する「KANKEN」、本の完読冊数を記録する「KANDOKU」の3つのKで始まるリーグの総称です。各リーグの共通した特徴は、いずれも自らのスキルに応じたカテゴリーで学びの定着を図るものです。また、英語では辞書に付箋を付けて、自らの学びの量の見える化を図っています。学びの随所に学習への意欲を刺激する取り組みが準備されています。
Point
- 「中高一貫コース」では6年間の計画的かつ継続的な学びと独自のキャリア学習によって学力を大きく伸ばします。
- また、「中高一貫コース」の生徒は5年次から、国公立大学をめざす「特進Sコース」、難関私立大学をめざす「特進Aコース」、広島修道大学をはじめとする私立大学への進学を視野に入れた「協創コース」に分かれて学び、それぞれの進路目標を実現していきます。
カリキュラム
年間習得単位[1年次36 2年次36 3年次36 4年次36]
※総合的な学習の時間 GCP/探究/探究 育(園芸)・敬(茶道)
時間数 | 1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 |
1 | 国語 | 国語 | 国語 | 現代の国語 |
2 | ||||
3 | 言語文化 | |||
4 | ||||
5 | ||||
6 | 社会 | 社会 | 社会 | 地理総合 |
7 | ||||
8 | 歴史総合 | |||
9 | ||||
10 | 数学 |
数学 | 数学 | 数学Ⅰ |
11 | ||||
12 | ||||
13 | 数学A | |||
14 | ||||
15 | 理科 | 理科 | 数学Ⅱ | |
16 | 理科 | |||
17 | 物理基礎 | |||
18 | ||||
19 | 音楽 |
生物基礎 | ||
20 | 音楽 | |||
美術 | ||||
21 | 美術 | 音楽 | 体育 | |
22 | 保健体育 | 保健体育 | 美術 | |
23 | 保健体育 | 保健 | ||
24 | 音楽Ⅰ | |||
25 | 技術家庭 | 技術家庭 | 英語 コミュニケーションⅠ |
|
26 | 技術家庭 | |||
27 | 英語 | 英語 | 英語 | |
28 | ||||
29 | 論理・表現Ⅰ (英語) |
|||
30 | ||||
31 | 家庭基礎 | |||
32 | 総合 探究 (GCP) |
総合 探究 (GCP) |
||
33 | 探究 (園/茶) |
総合 探究 (GCP) |
総合 探究 |
情報Ⅰ |
34 | 総合 探究 |
総合 探究 |
探究 (GCP) |
|
35 | 道徳 | 道徳 | 道徳 | 探究 |
36 | 特別 活動 |
特別 活動 |
特別 活動 |
LHR |
1年次<中学>
協創教育の第一歩を踏み出し じっくり学ぶための土台を固める
Point
- 6年間にわたる中高一貫教育の基盤づくりに取り組みながら、国公立大や難関私大をめざすための基礎学力を固めます。
- 1日7時限の3学期制、隔週で土曜日も授業を行う豊富 な学習時間を活かし、主要5教科の学びは余裕をもって進めながら、“振り返り”の時間も多くとります。
5教科の目標
【国語】
小学校に比べて内容が高度になるため、生徒の理解を確認しつつ中学校の学びに導きます。視野を広げる読書を習慣化すると共に、古典学習も先取りし、百人一首の暗唱も行います。【社会】
世界や日本各地の多様な気候風土を知り、それらが文化や人々の生活にどのような影響を与えているかを学びます。あわせて単なる暗記ではない「なぜ?」に応える授業を行います。【数学】
まずは家庭学習の習慣を身につけます。あわせて授業中の小テストなどから、学習定着度の確認も行います。これらの積み重ねや指導の工夫により、数学を学ぶ基礎を固めていきます。【理科】
実験や観察で感じた楽しさから、理科に興味・関心をもつことから学びを開始します。日常にあふれている多様な現象を科学的に思考し、説明する力の土台を養うのも1年次の目標です。【英語】
英語の習得には単語と文法も大切であり、英文を繰り返し書いて覚えます。ネイティブスピーカーとの「英会話」では英語の表現力を養い、コミュニケーション能力を伸ばしていきます。[ Close-up ] 将来のために中学1年次から取り組む ”探究科(協創教育)”
●修大ひろしま協創「中高一貫コース」では国公立大や難関私大を主に、連携する修大をはじめ、理工系や医療・看護系などの学部・学科をもつ私大への進学をめざします。
●進路選択には「自分は将来どのような人になりたいか」という意識が必要であり、修大ひろしま協創では中学1年次から総合的な学習の時間を使い、自身の将来を思い描く「探究科」を行います。
●探究科では、ICT機器を活用して課題解決を行ううえでの適切な情報収集と発信を行います。
●修大の留学生との交流を積極的に行い、グローカルな視点で自らの適性を確認します。
●将来に向けた夢や希望をふくらませながら基礎学力を伸ばしていきます。
●進路選択には「自分は将来どのような人になりたいか」という意識が必要であり、修大ひろしま協創では中学1年次から総合的な学習の時間を使い、自身の将来を思い描く「探究科」を行います。
●探究科では、ICT機器を活用して課題解決を行ううえでの適切な情報収集と発信を行います。
●修大の留学生との交流を積極的に行い、グローカルな視点で自らの適性を確認します。
●将来に向けた夢や希望をふくらませながら基礎学力を伸ばしていきます。
[ Close-up ] ICT活用スキルを身につける ”情報教育”
●入学者はひとり1台のタブレット端末を持ちます。
●情報教育を必修科目(技術)とし、情報機器の操作・活用方法の基本的なスキルや社会で求められる情報活用手段を学びます。
●パソコンやタブレット端末を活用したプレゼンテーション能力の向上を図ります。
●アプリケーションの基本操作はもちろん、情報の収集と発信に必要なスキルを身につけます。
●検定試験などにもチャレンジし、中学生のレベルを超えた資格取得をめざします。
●情報教育を必修科目(技術)とし、情報機器の操作・活用方法の基本的なスキルや社会で求められる情報活用手段を学びます。
●パソコンやタブレット端末を活用したプレゼンテーション能力の向上を図ります。
●アプリケーションの基本操作はもちろん、情報の収集と発信に必要なスキルを身につけます。
●検定試験などにもチャレンジし、中学生のレベルを超えた資格取得をめざします。
2年次<中学>
基礎学力をしっかり定着させながら 将来の目標を見つけていく
Point
- 高校受験にとらわれないメリットを活かし、ホームルーム活動や生徒自治会活動、クラブ活動なども積極的に行い、他者と協創する力や社会性の土台を養っていきます。
- 修大との中高大連携教育を通じ、夢や目標を見つけるチャンスを豊富に提供していきます。
5教科の目標
【国語】
2年次での読解には日頃は使わない語彙が必要となり、漢字検定の受検などをあわせ、語彙力の充実を図ります。古典では音読を中心に作品に親しみ、漢文では基本的な構造を習得します。【社会】
世界や日本の社会はどのような過程を経て形成されたのか。歴史上の人物や政府が果たした役割や取り組みを知ることで、さまざまな社会問題がなぜ・どのように解決されたかを学びます。【数学】
日々の授業を通じ、基礎的な数学力の定着を図ります。あわせて1年次で身につけた学びの習慣をさらに発展させ、自発的に学習することで、数学的な思考力を高めることに努めます。【理科】
2年次では1年次に培った科学的な思考力を用い、実験結果などから考察を深める手法を学びます。あわせて目に見える事象だけでなく、目に見えない事象も「なぜなのか」を考えていきます。【英語】
多くの語彙を使った英文と出会い、それらを読み書きしつつ何度も音読することで、英語に親しんでいきます。ネイティブスピーカーとの英会話 の授業では、実践的な力を身につけていきます。
[ Close-up ] 学ぶ土台を始業前の10分間で固める ”朝読書”
●始業前の10分間、自分の得意な領域や好きな分野の読書を行うことで思考力や探究心を養い、大学進学後や社会で役立つ思考スキル、探究スキル、集中力を身につけます。
[ Close-up ] キャリア・アップへの意欲を高める ”検定試験へのチャレンジ”
●スコア型の英語検定「GTEC for Students」や「漢字能力検定」を全員が定期的に受検。これまでの自分からの成長を実感することで、キャリア・アップへの意欲を高めます。
●あわせて検定試験へのチャレンジというモチベーションをもつことで自律心を養い、合格によって得る“自信”を学びの原動力にしていきます。
●あわせて検定試験へのチャレンジというモチベーションをもつことで自律心を養い、合格によって得る“自信”を学びの原動力にしていきます。
[ Close-up ] 確かな学力の定着を図る ”学修サポート&フォロー”
● 国公立大学や難関私立大学の“ 現役”合格につながる確かな学力の定着をめざし、クラウドサービスの「Classi」や動画配信サービスの「スタディサプリ」を活用。学修をサポートします。
●さらに「学力向上補習」を長期休暇中に実施するなど、通常授業の時間外に行うフォローも万全です。
●さらに「学力向上補習」を長期休暇中に実施するなど、通常授業の時間外に行うフォローも万全です。
[ Close-up ] グローカル人材を育む ”国際交流活動”
●中学3年次でのシンガポール・マレーシア海外研修旅行を視野に入れ、日頃から国際交流活動に力を入れます。
●修大の留学生との交歓会をはじめ、豊富で多彩なプログラムを実施します。
●修大の留学生との交歓会をはじめ、豊富で多彩なプログラムを実施します。
3年次<中学>
自身の将来像を思い描きつつ 高校での進路選択に向きあう
Point
- 高校での具体的な目標設定に向けて、国公立大や難関私大をめざすか、修大への内部推薦をめざすか、それとも理工系や医療・看護系などの学部・学科をもつ私大をめざすか、将来を思い描きながら考えます。
- 基礎学力をしっかり定着させながら、通常は高校1年で学ぶ内容を3カ月 ほど先取りして学習します。
5教科の目標
【国語】
高校の国語で登場する“評論”などの準備として哲学的な文章の読解に挑戦。古典の文法領域でも先取り学習を行います。【社会】
現代社会の諸課題を題材に国民の権利や義務、政治や経済について学びます。国民の生活や社会は今後どのようにすれば、より良くなるのか。社会の一員として考えるのも3年次のテーマです。【数学】
個々の習熟度にあわせた学力定着を重点目標に指導。定期的に行う確認テストで理解度を確かめ、その結果を放課後学習などでフォローし、高校での学びへスムーズに入っていきます。【理科】
実験や観察の結果を考察、レポートや図を作成することで、法則性や規則性を学びます。それらを知ることで、その先を予測することも可能になり、高校理科に必要な応用力へとつなげます。【英語】
養ってきた英語力を実践していく3年次。これまでの総仕上げとしてスピーチやディベート、プレゼンテーションなどの演習に取り組み、“わかる”から“使える”へ、英語力を発展させていきます。[ Close-up ] グローカル人材を育む ”国際交流活動”
●中学3年次でのシンガポール・マレーシア海外研修旅行を視野に入れ、日頃から国際交流活動に力を入れます。
●修大の留学生との交歓会をはじめ、豊富で多彩なプログラムを実施します。
●修大の留学生との交歓会をはじめ、豊富で多彩なプログラムを実施します。
4年次<高校1年次>
国公立大や難関私大を目標に定め 現役合格への強固な土台をつくる
Point
- 中学までの知識の向け漏れを補いつつ、高校3年間の学習の土台となる5教科の基礎学力をしっかりと固めていきます。
- キャリア学習や大学研究を通して視野を広げます。そして、自身が目指すべき進路を見定めた上で、5年次(高校2年次)のコースおよび文系・理系を選択します。
[ Close-up ] 学びを蓄積して管理する ”ポートフォリオ”
●主体的かつ対話的な学びを効果的に進めることをめざし、1年次から蓄積する学修ポートフォリオを活用。これまでの経験や気づきを確認しながら、多面的で総合的な学力を養います。こうして学びの質・量を継続的に深めるポートフォリオは生徒の“成長エンジン”に他なりません。
[ Close-up ] 協創教育の根幹となる ”探究科の学び”
●協創教育の根幹となる「探究科」の授業では、国際交流によって得る探究心や表現力、協働型の学びがもたらす思考力や判断力、これらを融合しながら社会的な課題研究に取り組みます。あわせて課題解決を示す手法を学び、これらの相乗効果によってグローカル・イノベーション・リーダーへの成長をめざします。
5年次<高校2年次>
将来の夢や目標とする学部にあわせ 文系と理系のクラスにわかれて学ぶ
Point
[ Close-up ] 課題解決力を培う ”研修旅行”
●5年次(高校2年次)秋に実施する「研修旅行」はベトナム、カンボジア、徳島の選択3コース制。ベトナムやカンボジアでは異文化理解に取り組みながら急成長を遂げる社会のダイナミズムにふれ、徳島では多様な視点に立脚した地域活性の現況にふれ、各訪問先の課題解決に向けた主体的な考察を行います。
6年次<高校3年次>
めざす難関大学の現役合格に向けて 徹底した個別指導で学力を高めていく
Point
[ Close-up ] 生徒一人ひとりを見つめる ”進路指導”
●大学入試の制度変更に柔軟な対応ができるのも本校中高6年間一貫教育の特色であり、生徒の将来を見据えた進路指導を個別に行います。広島修道大学への内部推薦については本校と修大の教員が連携、多面的かつ総合的に生徒の“伸びしろ”を判定することで、進学後のさらなる成長につなげます。