[高校]特別進学コース
目標とする進路や将来の夢をかなえる「高度な学力」を育む
特別進学コースは、「物事の本質を捉え(本質的な理解を深め)、それを基に深く考察し、仲間と共有する学習」を基本に据え、さらに独自のキャリア学習を積み重ねることで思考力・判断力・表現力を磨き、国公立大学や難関私立大学への進学を実現する「高度な学力」を身につけるコースです。
スタディサプリによる予復習・苦手克服や英語のリスニング力・スピーキング力の養成、塾講師による英語特別講義、0時限学習、補習授業、夏期勉強合宿を始め、手帳による時間の管理(ポートフォリオの蓄積)、時事問題コンテスト、ジョブシャドウイング、大学研究、国立大学訪問、卒業生講演会などを実施していきます。これら3年間の計画的かつ継続的な学びは、大学進学に限らず、現代社会の様々な課題に対して深い切り口で核心に迫り、いろいろな人と協力して改善策を見出す力を高めることにつながります。
また、ニュージーランドやカナダへの海外研修(希望者のみ)、シンガポール国立大学の日本企業体験研修生による講演会、広島修道大学の留学生との交流会などの異文化体験・異文化交流を通じて、グローバル化が進む社会で必要不可欠な国際感覚を養います。
※なお特進S・Aコースの生徒は一定条件を充たすことで併願制の附属校推薦制度が活用でき、広島修道大学の合格を確保した状態で国公立大学を受験することができます。
1年次の学び
現役合格につながる確かな土台を築く1年次
1年次では、中学までの知識の抜け漏れを補いつつ、高校3年間の学習の土台となる5教科の基礎学力をしっかりと固めていきます。また、目標とする進路が既に決まっている人も、まだ決めかねている人も、「大学研究(大学で学べる多種多様な学問の研究)」に取り組むことで視野を広げ、あらためて自分の目指すべき道を見定めた上で、2年次に待つコースおよび文系・理系の選択に備えます。
オンラインで個々のレベルに合った講座が受講できる「スタディサプリ」
特別進学コースでは「スタディサプリ」の講義動画を学校授業の予習・復習として視聴。学習事項のより深い理解(本質的な理解)を促していきます。また、年2回、英・数・国の「到達度テスト」を実施。一人ひとりの苦手項目に対応する講義動画を視聴することで、効率の良い学び直しの機会を設けています。 さらに「スタディサプリENGLISH」を用いてリスニング力・スピーキング力を養成。大学入試の一環として受検する「英語4技能検定」対策の一つとして、1年次から取り組んでいきます。
2年次の学び
文系・理系に分かれて応用力や活用力を高める2年次
2年次からは、特進Sコース、特進Aコース、協創コースのいずれかを選び、目標とする進路に合わせ文系・理系に分かれてより効果的な授業を行います。1年次に固めた5教科の基礎学力をもとに応用力や活用力を高め、ハイレベルな学びにつなげていきます。高校の必修科目を2年次で修了し、3年次には志望大学に的を絞った個別指導を実施します。また、思考力・判断力・表現力を磨き、優れた探究心を育成することを目標に、課題研究に取り組みます。
充実したスケジュールで教科学力+αの強化を図る「夏期勉強合宿」
毎年夏休みに、広島修道大学の施設を利用して「夏期勉強合宿」を実施。国・英・数を中心に充実したスケジュールを組み、応用力や活用力を養成することはもちろん、集中力を維持するトレーニングとしての格好の機会にもなっています。さらに、特別講座としてアクティブラーニング講座を実施します。論理力(道筋を立てて物事を考える力)・論証力(物事を掘り下げて考える力)・発言力(自分の意見や考えを的確に伝える力)を伸ばす取り組みを行っています。
▼2023年度夏期勉強合宿の様子はこちら▼
2023年特進コース夏季勉強合宿
▼2023年度夏期勉強合宿の様子はこちら▼
2023年特進コース夏季勉強合宿
異文化理解力や課題解決力を培う「研修旅行」
高校2年次の秋に実施する予定の「研修旅行」はベトナム、カンボジア、国内(行き先は未定)の選択3コース制。ベトナムやカンボジアでは異文化理解に取り組みながら急成長を遂げる社会のダイナミズムにふれ、国内では多様な視点に立脚した地域活性の現況にふれ、各訪問先の課題解決に向けた主体的な考察を行います。
3年次の学び
現役合格に向けて徹底した個別指導で学力を高める3年次
3年次には、国公立大学や難関私立大学の入試を視野に入れた授業内での演習に加えて、生徒独自の受験勉強をしっかりと支えるよう、学級担任や教科担当の先生方が中心となり、放課後や長期休暇などを使って徹底した個別指導を行います。
特進S・Aコースの生徒は附属校併願推薦制度を活用し、修大の併願推薦試験に合格したまま国公立大を受験。徹底した個別指導により、目標とする国公立大や難関私大の“現役合格”を実現します。
特進S・Aコースの生徒は附属校併願推薦制度を活用し、修大の併願推薦試験に合格したまま国公立大を受験。徹底した個別指導により、目標とする国公立大や難関私大の“現役合格”を実現します。
目標の“現役合格”を実現する日々の反復学習
特別進学コースでは3年間を通じて日々きめ細やかで丁寧な反復学習に取り組みます。その積み重ねによって苦手を克服しつつ得意を伸ばし、目標とする国公立大学や難関私立大学の“現役合格”につながる確かな学力を着実に養います。
長文読解の力量を高めて、得点源とする「塾講師による英語特別講義」
2年次の後半から3年次にかけて、河合塾の講師の先生を2・3週間に1回のペースで学校に招き、長文読解対策をメインテーマとする「英語特別講義」を実施。長文読解力はこれからの入試英語で特に重視されるものの一つであり、その問題を解くには語彙力・文法力をはじめ総合的な力を必要とします。この「英語特別講義」は、断片的な文法の知識を整理して有機的につなげるところからスタートし、長文読解の問題が得点源になるような力をつけることを目指します。