2021年度 羅針盤

羅針盤 vol.51(2022.03.23)

3月12日(土)、本校協創ホールで中学校の卒業式が行われました。高校同様、男女共学の一期生として51名の生徒が卒業しましたが、中高6か年一貫生として記念すべき初めての卒業式でもありました。
答辞を述べた小林さんは「この2年間、新型コロナ感染症の影響で楽しみにしていた研修旅行の延期・中止をはじめ、思ったような中学校生活を送れなかったのは残念でした。しかし、友達と過ごしたさまざまな場面は一生の宝です」と述べていました。
43名が一貫生としてそのまま協創高校に進学します。
8名の生徒は他校に進学します。中学校生活で成しえなかったことなどを高校に進んでからのエネルギーに変え、悔いのない高校生活を送って欲しいと心から願っています。

タイトル:“コミュニケーション”の基本とは?

羅針盤 vol.50(2022.03.02)

3月1日(火)、生憎の雨模様の中、高校の卒業式が行われました。男女共学の一期生として260名の生徒が胸を張って卒業しました。
以下は、式辞(一部削除)です。
冬の寒さがいつにもまして長引きました。やっと春らしさが訪れたようです。卒業生のみなさん、卒業、おめでとうございます。保護者のみなさま、ご子女のご卒業、誠におめでとうございます。また、この3年間、本校の教育活動にご理解とご支援を賜りましたことに深く感謝申し上げます。そして、ご多用の中をご臨席いただきましたご来賓のみなさまに、心からお礼申し上げます。

タイトル:自分の役割を全うする

羅針盤 vol.49(2022.01.25)

3学期始業式(1月7日)に、「1月は往ぬる、2月は逃げる、3月は去るといって、月日や時間の経つのが早いからねえ」と生徒に話しましたが、やはりその通りのようです。もう1月最終週に入ました。気が付けば、新学期になっていますよ。 右の写真は、1月17日(月)に行われた高校1年生の「英語スピーチコンテスト」の一場面です。このコンテストは、平和学習の一環として取り組まれましたが、夏休みに平和資料館で調べ学習をし(発表会を実施)、10月には「被爆ピアノ平和集会」の開催。そして、平和への想いを英語で表現することで一連の学びを結集したものです。被爆地ヒロシマに生きる者として為すべきことは何かと、その使命についてクラス代表一人ひとりが英語で見事に語りきっていました。Excellent!!

タイトル:努力で運命を切り開く

羅針盤 vol.48(2021.12.23)

12月20日(月)7時15分ごろ、学校の駐車場について東の空を見ると、鮮やかな朝陽が空を真っ赤に染めていました。しばし見とれた後、ふっと振り返ると西の空には満月が。これまた引き込まれて見とれてしまいました。 昨夜の満月はどんな様子だったのだろうかと、校長室にてスマホで検索。すると、19日(火)の満月は何と今年最後の満月で「コールドムーン」ということがわかりました。その満月に、今年最後の満月に、間もなく沈みゆく前に出会えたということになります。満月には密かパワーがあり、何らかの幸運をもたらしてくれるとのこと。どんな幸運にあやかれることでしょうか。 仕事運か金運か、いやいや、学校に何らかの幸運をもたらしてくれるはずだと信じて待ちたいものです。

タイトル:心に沁み入る言葉

羅針盤 vol.47(2021.11.25)

正門付近に本校のシンボルツリーとして凛と立つ落葉樹の「メタセコイア」。高木ゆえ、鳥たちの巣作りにはうってつけの大木ですが、主にカラスが巣作りをしているようです。今月初旬から色づき始め、いよいよ葉が散るときを迎えました。青々としているときも、紅く色づくときも、周辺環境に彩を添える大木として風情豊かではあるのですが・・・。
大変なのがその落葉の掃除です。とくに風が強いときなどは、どんどん“降って”(落ちて)きます。早朝の掃除は一苦労ですが、放ってはおけません。玄関を綺麗にして生徒やお客様を迎えなくてはなりませんから。来月の半ばから美化委員の生徒が掃除をしてくれることになっています。自然への感謝の気持ちを持ちながら掃除をしてくれることを願っています。

タイトル:「正しい努力」とは・・・

羅針盤 vol.46(2021.10.25)

10月17日(日)、学校創立80周年記念式典が行われまし た。記念講演として、「はやぶさ2」のプロジェクトマネージャーであるJAXA・津田雄一先生にご依頼し、リモートによる講演会を行っていただきました。講演テーマは「成功の扉をひらくために」。生徒にとっても、我々にとっても示唆に富むお話でした。 津田先生は、ご自身の幼少期からこれまでについて触れる中で、「好奇心」が自分を宇宙へと駆り立てた原動力だとして、「好奇心」を大切にして欲しいということを生徒に伝えていました。また、人との縁によって夢を叶えられたことなども話していただきました。そして、600人ものスタッフを率いたプロジェクト達成の秘訣は、チームが一丸となる「結束力」が何よりも肝心であることを力説されました。ありがとうございました。 (写真は、協創ホールのスクリーンに映し出された津田先生)

タイトル:「環境が人をつくる。そして、その環境は人がつくる。」

羅針盤 vol.45(2021.09.28)

9月25日(土)、第1回「協創フォーラム」が行われました。緊急事態宣言が出されているということもあり、今回は本校生徒とそのご家族のみに限定して開催しました。今回は「ジャズピアノコンサート」。日頃馴染みが薄い音楽ジャンルですが、参加した約60名の参加者はジャズの魅力に堪能したようです。 ピアノ演奏の山下潤様は、広島修道大学の卒業生。パーカッションの小川裕雅様は広島トップクラスの演奏者。前半はジャズの歴史について山下さんの丁寧な解説付きの演奏で、後半はジャズの名曲の演奏となりました。途中休憩を挟んでの1時間半、心地よい演奏に酔いしれながら、満ち足りたひとときを過ごせたのではないかと思います。参加された保護者からは「次の演奏会は?」というリクエストが早くもありました。

タイトル:「み・そ・あ・じ」のこと

羅針盤 vol.44(2021.08.27)

8月は梅雨時を思わせる異例な長雨が続き、広島県を含め西日本各地に被害をもたらしました。お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災地のみなさまに対し心からお見舞いを申し上げます。 夏休み中、高校3年生はいつも通りに登校し、進学補習、面接指導・練習にと真剣になって取り組みました。右は面接指導の一場面です。広島修道大学の附属校推薦をはじめ、総合型受験を志望する生徒の大半は面接が課せられています。「まずは第一印象が大切だからね」という教員のアドバイスを受け、「普段の過ごし方も重要だよ」ということも加えられます。生徒は緊張した面持ちで指導に臨んでいました。練習の成果が発揮されることを期待しています。頑張れ、高校3年生。

タイトル:「その想いを行動に! そして、カタチに。」

羅針盤 vol.43(2021.07.27)

7月19日(月)、終業式の前に全国大会に出場する部活動の壮行式が行われました。出場するのは、ソフトテニス(個人)、器械体操、バトン、ダンス(中学)、将棋の5つです。すべて女子だけと少し寂しい気もします。男子の奮起を待ちたいところです。

タイトル:「思いこみを捨て、思いつきを拾う」

羅針盤 vol.42(2021.06.28)

6月20日(日)、文化祭が行われました。県に発出された緊急事態宣言の最終日、保護者や一般等の来校者を迎えず、在校生のみでの開催となりました。これまでの文化祭と大きく違ったのは、生徒が前面に出て運営されたこと。その中でも“有志ステージ発表”は生徒の自主性を問うものでした。右はソロでの歌を披露した高校2年の女子生徒。この生徒はオーディション締切が過ぎて出演申し出を嘆願したそうですが、中学生のとき、高校の文化祭では「絶対に歌いたい」と誓っていたのだそうです。どうやらその意気込みが聴く人を魅了しました。とても素敵な歌唱でした。 いくつかの規制があったものの、すべての場面で生徒の成長が感じられた、学校創立80周年に相応しい文化祭でした。

タイトル:「教師の役割・・・」

羅針盤 vol.41(2021.05.27)

広島県に発出されている新型コロナ対応の「緊急事態宣言」が6月20日まで延長される見込みです(27日現在)。本校においても分散登校を行うなどの対応を講じていますが、オンライン授業を含め、さらなる取り組みを実施していきます。 いずれにしても、「正しい知識を持って正しく恐れる」ことを徹底していくときであることは間違いありません。

タイトル:“人とつながる”力とは…

羅針盤 vol.40(2021.04.23)

4月7日(水)始業式、8日(木)入学式を終え、中学校176名、高校676名、全校852名での新学期がスタートしました。9日(金)からの1週間は、新たな学校生活に入る準備期間としてオリエンテーションが行われました。特に中学1年生、高校1年生にとっては環境が変わっての生活が始まります。真剣な眼でこの期間を過ごしたようです。

タイトル:「人間万事塞翁が馬」

羅針盤 vol.39(2021.04.09)

4月8日(木)、2021年度入学式が挙行されました。中学校67名、高校221名、計288名が入学しました。新型コロナウイルス感染症対策から保護者の出席は1名とし、座席も間隔をおいて配置するなどの対応がなされました。
新たな環境のもと、新たな学びが始まります。豊かな学校生活となるよう、共に頑張っていきましょう。「AIM HIGH」(高みを目指す)を胸に秘めて。

タイトル:「協創」をめざして
*学校長式辞全文を掲載