2026.09.28
高校
国際理解
2026年度フィリピン短期交換留学事後報告会を開催しました
8月25日(火)から9月3日(木)まで、6名の生徒が参加したフィリピン短期交換留学を実施しました。今回の研修では、セブ島でのホームステイを中心に、現地の学校での交流やさまざまな活動を行った後、首都マニラでもフィリピンの文化や社会について学びました。
帰国後、事後報告会を開催し、参加した6名の生徒が、それぞれ自分で設定したテーマについて、現地での体験や事前に調べたことをもとに発表しました。
今回の報告会には、来年度のフィリピン短期交換留学への参加を考えている生徒や保護者、教員も参加しました。生徒たちが実際に現地で何を感じ、何を学んだのかを共有するとともに、これから参加する生徒たちにとっても、研修を具体的にイメージする機会となりました。
帰国後、事後報告会を開催し、参加した6名の生徒が、それぞれ自分で設定したテーマについて、現地での体験や事前に調べたことをもとに発表しました。
今回の報告会には、来年度のフィリピン短期交換留学への参加を考えている生徒や保護者、教員も参加しました。生徒たちが実際に現地で何を感じ、何を学んだのかを共有するとともに、これから参加する生徒たちにとっても、研修を具体的にイメージする機会となりました。

司会 和泉川さん





「スポーツ」から見るフィリピンの文化
はじめに、高校1年生の上妻隆純さんが「スポーツ」をテーマに発表しました。
事前学習では、フィリピンで人気の高いバスケットボールやボクシング、ビリヤードなどについて調べていました。しかし、実際に現地を訪れて特に印象に残ったのは「ピックルボール」だったそうです。ピックルボールは、テニスや卓球、バドミントンの要素を合わせたようなスポーツで、現地ではさまざまな場所で行われていました。実際の体験を通して、事前に調べていた情報と、現地で自分の目で見た様子には違いがあることを知りました。
また、バスケットボールは学校やスラム街、ショッピングモールの近くなど、さまざまな場所で目にすることができ、フィリピンにおけるスポーツの身近さを感じたと発表しました。
事前学習では、フィリピンで人気の高いバスケットボールやボクシング、ビリヤードなどについて調べていました。しかし、実際に現地を訪れて特に印象に残ったのは「ピックルボール」だったそうです。ピックルボールは、テニスや卓球、バドミントンの要素を合わせたようなスポーツで、現地ではさまざまな場所で行われていました。実際の体験を通して、事前に調べていた情報と、現地で自分の目で見た様子には違いがあることを知りました。
また、バスケットボールは学校やスラム街、ショッピングモールの近くなど、さまざまな場所で目にすることができ、フィリピンにおけるスポーツの身近さを感じたと発表しました。
「食」から見るフィリピンの食文化
続いて、高校1年生の福島さとみさんが「食」をテーマに発表しました。
フィリピンでは、日本と同じようにお米が主食として食べられていますが、現地ではインディカ米が使われることが多く、日本のお米とは食感が異なることを紹介しました。また、食事ではスプーンやフォークを使うことや、大皿に盛られた料理をみんなで分けて食べる文化にも触れました。実際のホームステイ生活を通して、食事の場面でも家族や友人とのつながりを大切にする文化を感じたそうです。
さらに、ボホール島で食べたイモムシのスナックや、トゥスロブワ、バロットなど、日本ではあまりなじみのない食べ物についても紹介しました。実際に食べてみるという経験を通して、食文化の違いを知るだけでなく、「まずは挑戦してみること」の大切さも学んだと発表しました。
フィリピンでは、日本と同じようにお米が主食として食べられていますが、現地ではインディカ米が使われることが多く、日本のお米とは食感が異なることを紹介しました。また、食事ではスプーンやフォークを使うことや、大皿に盛られた料理をみんなで分けて食べる文化にも触れました。実際のホームステイ生活を通して、食事の場面でも家族や友人とのつながりを大切にする文化を感じたそうです。
さらに、ボホール島で食べたイモムシのスナックや、トゥスロブワ、バロットなど、日本ではあまりなじみのない食べ物についても紹介しました。実際に食べてみるという経験を通して、食文化の違いを知るだけでなく、「まずは挑戦してみること」の大切さも学んだと発表しました。
「交通」から見るフィリピンの暮らし
次に、高校1年生の亀田美優菜さんが「交通」をテーマに発表しました。
フィリピンでは、車やバイクに加えて、ジープニーなど日本ではあまり見られない交通手段が日常的に利用されています。実際に現地を訪れると、特にバイクの多さや慢性的な渋滞が印象に残ったそうです。
日本との違いとして、道路を利用した移動が多いことや、クラクションが頻繁に使われていることなどを紹介しました。また、人口増加や経済発展に対して道路やインフラの整備が追いついていないこと、大雨による冠水が交通に大きな影響を与えることについても調べ、フィリピンの交通が抱える課題について考察しました。一方で、ジープニーやトライシクルなどの多様な交通手段や、同じ車に乗り合わせた人同士の自然な関わりなどから、人との距離の近さやフィリピンの人々の温かさ、活気も感じたと発表しました。
フィリピンでは、車やバイクに加えて、ジープニーなど日本ではあまり見られない交通手段が日常的に利用されています。実際に現地を訪れると、特にバイクの多さや慢性的な渋滞が印象に残ったそうです。
日本との違いとして、道路を利用した移動が多いことや、クラクションが頻繁に使われていることなどを紹介しました。また、人口増加や経済発展に対して道路やインフラの整備が追いついていないこと、大雨による冠水が交通に大きな影響を与えることについても調べ、フィリピンの交通が抱える課題について考察しました。一方で、ジープニーやトライシクルなどの多様な交通手段や、同じ車に乗り合わせた人同士の自然な関わりなどから、人との距離の近さやフィリピンの人々の温かさ、活気も感じたと発表しました。
「貧富の差・経済」から見るフィリピン社会
続いて、高校2年生の和泉川暁さんが「貧富の差・経済」をテーマに発表しました。
フィリピンでは近年経済成長が続いており、首都マニラなどの都市部では、高層ビルや大型ショッピングモールなど、経済発展を感じられる場所が多く見られます。その一方で、富裕層と貧困層との間には、所得や生活環境、教育や仕事の機会などに差があることについて紹介しました。
特に、経済的な理由などによって学校に通うことが難しい子どももいることに触れ、「学校に通えるか」というところから格差が生まれていることを説明しました。実際に現地を訪れたからこそ感じた社会の違いをもとに、経済発展だけではなく、教育の機会や生活環境の格差についても考えるきっかけとなった発表でした。
フィリピンでは近年経済成長が続いており、首都マニラなどの都市部では、高層ビルや大型ショッピングモールなど、経済発展を感じられる場所が多く見られます。その一方で、富裕層と貧困層との間には、所得や生活環境、教育や仕事の機会などに差があることについて紹介しました。
特に、経済的な理由などによって学校に通うことが難しい子どももいることに触れ、「学校に通えるか」というところから格差が生まれていることを説明しました。実際に現地を訪れたからこそ感じた社会の違いをもとに、経済発展だけではなく、教育の機会や生活環境の格差についても考えるきっかけとなった発表でした。
「生活」から見るフィリピンの人々
次に、高校2年生の松原慶貴さんが「生活」をテーマに発表しました。
水道水をそのまま飲むことができないことや、シャワーやトイレなど、日本では当たり前だと思っている生活環境が異なることを紹介しました。
また、夜遅くまでスポーツや活動をしていても、翌朝には元気に活動する現地の高校生たちの姿に驚いたそうです。夜にバレーボールやピックルボールを楽しんだ後、翌朝にはハイキングに出かけるなど、現地の人々のエネルギッシュな生活ぶりが印象に残ったと発表しました。 ホームステイ先では、家の庭でバナナやパパイヤなどの果物や野菜が育てられており、近所の人が作物をもらいに来るなど、地域の中で自然に物を分け合う姿も見ることができました。
日本とは異なる生活環境に戸惑う一方で、現地の人々の明るさや人懐っこさ、そして人と人とのつながりの温かさを感じることができた研修となりました。
水道水をそのまま飲むことができないことや、シャワーやトイレなど、日本では当たり前だと思っている生活環境が異なることを紹介しました。
また、夜遅くまでスポーツや活動をしていても、翌朝には元気に活動する現地の高校生たちの姿に驚いたそうです。夜にバレーボールやピックルボールを楽しんだ後、翌朝にはハイキングに出かけるなど、現地の人々のエネルギッシュな生活ぶりが印象に残ったと発表しました。 ホームステイ先では、家の庭でバナナやパパイヤなどの果物や野菜が育てられており、近所の人が作物をもらいに来るなど、地域の中で自然に物を分け合う姿も見ることができました。
日本とは異なる生活環境に戸惑う一方で、現地の人々の明るさや人懐っこさ、そして人と人とのつながりの温かさを感じることができた研修となりました。
「宗教」から見るフィリピンの文化
最後に、高校2年生の原舞桜さんが「宗教」をテーマに発表しました。
フィリピンではキリスト教を信仰する人が多く、スペインによる植民地化の歴史が、現在の宗教文化にもつながっていることを事前に調べました。特に、セブ島を中心に信仰されている「サントニーニョ」と呼ばれる幼子イエスの像について紹介しました。家庭やタクシーなど、さまざまな場所でサントニーニョの絵や人形を見ることができ、宗教が人々の生活の中に深く根付いていることを実感したそうです。また、交換留学先のサンホセ・レコレトス中高で学校ミサに参加した経験についても紹介しました。学校にはチャペルがあり、食事の前の祈りや 学校行事での聖歌など、学校生活のさまざまな場面で宗教と関わる機会があることを知りました。
日本での宗教文化との違いを実際に体験することで、「同じ宗教であっても、国によってその表れ方や文化には違いがある」ことに気づいたとまとめました。
フィリピンではキリスト教を信仰する人が多く、スペインによる植民地化の歴史が、現在の宗教文化にもつながっていることを事前に調べました。特に、セブ島を中心に信仰されている「サントニーニョ」と呼ばれる幼子イエスの像について紹介しました。家庭やタクシーなど、さまざまな場所でサントニーニョの絵や人形を見ることができ、宗教が人々の生活の中に深く根付いていることを実感したそうです。また、交換留学先のサンホセ・レコレトス中高で学校ミサに参加した経験についても紹介しました。学校にはチャペルがあり、食事の前の祈りや 学校行事での聖歌など、学校生活のさまざまな場面で宗教と関わる機会があることを知りました。
日本での宗教文化との違いを実際に体験することで、「同じ宗教であっても、国によってその表れ方や文化には違いがある」ことに気づいたとまとめました。
6人それぞれの経験を、これからの学びへ
6名の発表を通して、フィリピンという一つの国を、スポーツ、食、交通、経済、生活、宗教という異なる視点から見ることができました。 今回の研修では、教室で事前に調べていたことを実際に現地で確かめたり、予想していなかった文化や生活に出会ったりする中で、「知っていること」と「実際に体験すること」の違いを感じる場面が多くありました。 また、言葉や生活習慣が異なる環境で過ごすことで、自分から相手に伝えようとすること、相手の文化や背景を理解しようとすることの大切さも学びました。今回の経験を一度きりの思い出にするのではなく、これからの学校生活や今後の国際交流につなげていくことが、今回参加した6名にとって次の学びにつながっていきます。
最後に、今回の研修全体を振り返り、高校1年生の亀田美優菜さんが参加者を代表して感想を述べました。
最後に、今回の研修全体を振り返り、高校1年生の亀田美優菜さんが参加者を代表して感想を述べました。
亀田美優菜さん 最後のことば
今回の留学を通して、私は「一見すると不便や混沌に見えることの背景には、その国ならではの温かい文化や理由がある」という大切な視点を得ることができました。街の賑やかさ、人の温かさ、日本とは異なる環境のすべてが刺激的で、毎日が新しい発見の連続でした。教科書だけでは学べない生きた英語と異文化体験が、私たちを待っていました。
今後は、フィリピン留学で培った「生きた英語力」と「多様性を受け入れる柔軟な視点」をさらに磨き、英語を使った実践的な活動や国際交流に積極的に挑戦していきたいです。また、相手の背景に寄り添ったコミュニケーションを意識し、より広い視野を持って学びを深めていきます。
来年フィリピン留学を考えている皆さん、現地に行ったらぜひ五感を使って街の熱気を感じてみてください。最初は不安や驚きがあるかもしれませんが、勇気を出して飛び込めば、自分の世界観を大きく広げてくれる最高の経験になります。日本では味わえない素晴らしい出会いと学びを楽しんできてください。応援しています!
今回の研修を支えてくださった姉妹校サンホセ・レコルトス大学附属中学校・高等学校の先生方、ホストファミリーの皆様、そして本校の生徒たちを温かく送り出してくださった保護者の皆様に、心より感謝申し上げます。 そして、今回の交換留学はここで終わりではありません。
12月には、今度はサンホセ・レコレトス高等学校から本校へ留学生を迎え、参加した生徒たちの家庭でホームステイを行う予定です。 フィリピンで経験したことや、現地で生まれた友情を今度は日本での交流につなげ、両校のつながりをさらに深めていきたいと思います。
今後は、フィリピン留学で培った「生きた英語力」と「多様性を受け入れる柔軟な視点」をさらに磨き、英語を使った実践的な活動や国際交流に積極的に挑戦していきたいです。また、相手の背景に寄り添ったコミュニケーションを意識し、より広い視野を持って学びを深めていきます。
来年フィリピン留学を考えている皆さん、現地に行ったらぜひ五感を使って街の熱気を感じてみてください。最初は不安や驚きがあるかもしれませんが、勇気を出して飛び込めば、自分の世界観を大きく広げてくれる最高の経験になります。日本では味わえない素晴らしい出会いと学びを楽しんできてください。応援しています!
今回の研修を支えてくださった姉妹校サンホセ・レコルトス大学附属中学校・高等学校の先生方、ホストファミリーの皆様、そして本校の生徒たちを温かく送り出してくださった保護者の皆様に、心より感謝申し上げます。 そして、今回の交換留学はここで終わりではありません。
12月には、今度はサンホセ・レコレトス高等学校から本校へ留学生を迎え、参加した生徒たちの家庭でホームステイを行う予定です。 フィリピンで経験したことや、現地で生まれた友情を今度は日本での交流につなげ、両校のつながりをさらに深めていきたいと思います。
