2024.10.19
高校
高校2年生研修旅行「沖縄コース5日間」 5日目
期日:2024年10月15日(月)~10月19日(土)
5日目(10月19日)
7:30 朝食
最終日の朝食会場では、「次の日からもずっと食べていたい」と少し名残惜しそうに生徒が話しているほど沖縄料理を気に入った様子で、多くの料理をお盆の上に乗せ、ボリューミーな朝食となった生徒もいました。
10:00 国際通り散策
本日のメインは国際通りの散策です。国際通りとは、約1.6kmを続く沖縄を代表するメインストリートで、戦後いち早く復興をとげ「奇跡の1マイル」(1 mile =約1.6km)と呼ばれました。通り沿いには沖縄グルメやショッピングが楽しめる御店がずらりと並んでいます。生徒は目的のお土産をゲットするため探し回ったり沖縄の雰囲気が漂うサングラスを掛けたりして楽しんでいました。
17:35 岩国空港 着→岩国駅 解散
この5日間生徒にとって楽しく実りのある研修旅行だったと思います。
昨年9月行った被爆ピアノや沖縄戦についての平和学習から始まり、今年この研修旅行で読谷高校の生徒と、広島・沖縄の平和学習についてお互いに発表し合いました。
読谷高校の交流の中で「私たち高校生にできることは何か」という意見の1つとして、「戦争を体感している人が高齢になっている」という現状がある、そして「私たち高校生が語り部となって後世に伝えていくこと」が大切であることが挙げられました。
チビチリガマでご説明いただいた読谷高校出身のガイド眞謝さんからも「『チビチリガマ』を言葉に出すことはしばらくタブーワードであった。しかし、これを繰り返さないためには実際に体感した被害者が現代の人に伝えていくことではないかと考えが変わった」、
読谷村村長の石嶺様からも「広島だけでなく沖縄の戦争についてもしっかり学んでいて素晴らしいことをしていると思う。今年度、日本被団協がノーベル平和賞を受賞したので皆さんも戦争について伝えていく人として頑張ってください」とお話いただきました。
ひろしま協創高校は、研修旅行後もポスターセッション、英語スピーチコンテストと平和学習をまとめ、伝える場があります。
これからも戦争について学び続け、将来「語り部」として発信者になる人が出てほしいです。
また明後日から授業が始まります。
週末はゆっくり休んでまた月曜日元気に登校してくださいね。
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