2024.10.16

高校

高校2年生研修旅行「東北・北海道コース5日間」 2日目

期日:2024年10月15日(月)~10月19日(土)

2日目(10月16日)

2日目の今日は、早朝6時半の朝食から始まりました。生徒たちは、前日の大移動の疲れを感じさせない様子で談笑しながらご飯を食べていました。その後は函館へと向かう荷造りを済ませ、班ごとに分かれて、ホープツーリズムに出発です。
 

9:30 「福島のありのままの姿に触れる」ホープツーリズム

▲浪江町・双葉町フィールドワーク 大平山霊園

2011年3月11日14時46分。東日本大震災は、広島に住む私たちにとっても、衝撃的な出来事でした。しかし、当時3歳だった生徒たちに出発直前に話を聞くと、「写真や映像で見たことのある出来事だ。」という声が多い印象でした。そのような生徒たちの表情は、福島のありのままの現状を目の当たりにし、被災された方々のお話を聞いたことで徐々に変化していきました。

東日本大震災・原子力災害伝承館

東日本大震災・原子力災害伝承館

東日本大震災・原子力災害伝承館

東日本大震災・原子力災害伝承館

東日本大震災・原子力災害伝承館

浪江町・双葉町フィールドワーク
大平山霊園

浪江町・双葉町フィールドワーク
大平山霊園

浪江町・双葉町フィールドワーク
大平山霊園

浪江町・双葉町フィールドワーク
大平山霊園

浪江町地域スポーツセンター

浪江町地域スポーツセンター

浪江町地域スポーツセンター

浪江町地域スポーツセンター

地震と津波そして原発の水素爆発による放射能汚染によって甚大な被害を受けた双葉駅周辺の街並みは、場所によってまるで時の流れが違うようでした。左側の車窓からは、新築の住宅がポツポツと見え、復興の兆しを感じました。一方右側の車窓からは、瓦礫が残り、雑草が生えている民家が何軒も見られました。バスを隔てて反対側とは全く別の風景でした。今日の経験を通して、自然災害は自分の近くでも起こりうることだからこそ、当たり前を大事にすること、そして、この災害を自分ごととして捉えてほしいというメッセージを受け取れたのではないでしょうか。

北海道へ

ホープツーリズムを終え、生徒たちは函館に向かいました。新幹線の扉が開いた瞬間吹いてくる風は、とても冷たく北海道に来たことを実感できました。
北海道での初めてのご飯は「五島軒」のカレーでした。140年もの歴史を、噛み締めながら美味しくいただきました。
夜は函館山で夜景を見ました。バスで展望台まで上がる道中の山道で生徒たちの期待もだんだんと膨らんでいきました。展望台の上から見る絶景はまさに「百万ドルの夜景」でした。生徒たちはその光景を思い出に残そうと各々写真を撮り、楽しんでいました。

仙台駅から新函館北斗駅へ

14:53 新幹線

20:00 函館山散策

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