私が大学で学んだことは、情報収集と分析を行い、それぞれの地域の特徴を考えながら、課題に向き合うことです。また、課題解決のためには行政と住民の連携が必要になります。
　行政は、法律、条例をはじめ様々な規則を定め、その規則の範囲で行動しています。また、自治体によって、人口や地理的特性が違うため同じ課題でも事例は様々です。私がこのことについて具体的に学んだ授業は、「自治体行政学」、「自治体行政実務」などでした。
　私は現在、厚生局の職員として働いています。県庁や市役所と違って、住民と接する機会は少ないですが、来局者や電話応対などで法律や規則に基づいて行動すること、質問に回答するために情報収集を行い分かりやすく回答することなどは、大学での学びが活かさせれています。

　地域行政学科での講義は、自治体と関係が希薄な職業でも十分に活かすことができ、自身の進路を広げることができます。いろいろな講義をぜひ履修してみてください！