全日本中学生高校生菅打楽器ソロコンテスト2023 =大原凜=

高校2年生大原凜さんが、第28回全日本中学生・高校生管打楽器ソロコンテストへ2年連続推薦されました。大原さんは小学4年生の時にサックスに出会い、中学生からソロ活動を始めました。現在は、日々練習に励みながら、勉学との両立をしています。

音楽の心を豊かにする力と無限大の魅力を伝えるサクソフォン奏者になる
2023年10月16日に行われた中国ユース音楽コンクール木管楽器の部において、最秀賞を頂きました。2023年11月26日には最優秀賞披露演奏会、2024年3月27日には全国大会に参加します。中学1年生から毎年挑戦した同コンクールでこの度初めて、最優秀賞をいただくことができ、とても嬉しいです。いつも支えてくださる先生方や家族、応援してくださる皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
今までの活動の中で、一番心に残っているのは、第28回、第29回浜松国際管楽器アカデミーにて須川展也氏のマスタークラスを受講したことです。音源審査によるオーディションに応募して、2年連続で中高校生受講生(定員:全国2名)に選ばれました。
須川展也先生は、日本が世界に誇るサクソフォン奏者で私の憧れの演奏家です。緊張と憧れの先生の前でうまく吹けなかったことで大粒の悔し涙を流した1年目も、練習の成果でたくさんお褒めの言葉をいただいた2年目も、大切な私の宝物です。受講生は皆、素晴らしい先輩奏者で、中には台湾から参加された方もいらっしゃいました。時々英語を交えながら、温かい先生、先輩方と曲や進路について意見を交換したり、何気ない話をしたりしました。コンサートの鑑賞、管楽器工場の見学、レッスンの受講、聴講…。音楽づけの一週間で数え切れない程のたくさんの学びがありました。
私は音楽家では決してない家族のもとで生まれ育ち、全くの音楽未経験で吹奏楽部に入部しましたが、あっという間に音楽の虜になりました。サックスはわたしを前向きにさせてくれる相棒です。サックスを始めて、多くの素敵な出会いと出来事がありました。音楽には心を豊かにする力と無限大の魅力があります。それをたくさんの方に伝えられるサクソフォン奏者に私はなりたいです。
私は「挑戦」という言葉を大事にしながら、これからも感謝の気持ちを忘れずに、日々精進していきます。
大原凜

プロフィール
第24回ジュニア・サクソフォーン・コンクール(特別賞)阪口賞
第25回ジュニア・サクソフォーン・コンクール銀賞
第8回ナゴヤ・サクソフォンコンクール中学生部門1位
第24回ジュニア管打楽器コンクール銀賞
第27回全日本高校生管打楽器ソロコンテスト田久保裕一賞
第28回、第29回浜松国際管楽器アカデミーにて須川展也氏のマスタークラスを受講
第41回中国ユース音楽コンクール、木管楽器の部、最優秀賞
大原凜さんの演奏 ワルツ形式によるカプリス P.ボノー

▲第25回ジュニア・サクソフォーン・コンクール 銀賞 (東京)
コンクールで会った同志たちとたくさんお話しました。

▲第8回ナゴヤ・サクソフォンコンクール
中学生部門1位
高校1年生(2022年5月/ 名古屋)の時に入賞者披露コンサートで演奏をしました。

浜松国際管楽器アカデミー

▲第29回浜松国際管楽器アカデミー
初めて一人で遠征しました。カメラマンや取材の方もいらっしゃってすごく緊張しました。
写真左:大原さん
写真右:日本が世界に誇るサクソフォン奏者の須川展也先生

▲第29回浜松国際管楽器アカデミー
須川先生と受講生

その他の活動

▲ジュニアウインドオーケストラ広島に、中学2年生から毎年参加しています。

▲ジュニアウインドオーケストラ広島

▲地元で自主企画コンサートに挑戦