2022.04.01

高校

エンパワーメントプログラム5日目~英語漬けの5日間~

春休み(3/28~4/1)にエンパワーメントプログラム(英語学習)を実施しています。
いよいよ最終日となったエンパワーメントプログラム。
最終日もチョコラーテゲームで幕を開けました。このゲームでは、「チョコ」で手を開いた状態で掌を前に出します。「ラ」で掌を自分に向けます。「テ」で握り拳を作ります。あとは歌に合わせて正しく手を正しい形にするというものです。グループ対抗で速さと正確さを競い合いました。

今日の授業では多様性がテーマでした。多様性のある社会とはどういうものか説明があった後、4つの段階に分けて課題が出され、グループリーダーを中心に話し合いが進められました。生徒たちは話を聞きながら質問をし合い、積極的に参加をしていました。まとめとして各グループでそれぞれの国を作り、国名、国旗、国土、言語、通貨など細かな設定を話し合い、発表用にホワイトボードにまとめました。全体発表では各グループの趣向が凝らしたものが見られました。メモを見ることがほとんど無くなっていたことや今まで声が小さかった生徒がはっきり発音できていました。進行役の講師から、多様性のある社会を作るには、新たに建国しなくとも互いが違いを認め合い、配慮し合うことでできるんですよ、と補足説明がありました。休憩後、午前の部は個人のプレゼンテーションの原稿の作成とグループリーダーによる添削で終わりました。

多様性のある社会をテーマに各グループが国作り

多様性のある社会をテーマに各グループが国作り

多様性のある社会をテーマに各グループが国作り

「多様性のある社会とは」発表

「多様性のある社会とは」発表

プレゼンテーションの原稿の添削中

プレゼンテーションの原稿の添削中

午後から個人プレゼンテーションが始まりました。生徒は話す時は言うまでもなく、聴く時も発表者からの問いかけに快く返答していました。話す際も聞き手の方を見たり、ジェスチャーを工夫したり、趣向を凝らしたスライドを作成したりして発表内容をより分かりやすくしていました。発表内容や仕草から5日間という期間でありながら、度胸がついたり、思考の幅がかなり広がったように思えます。他と違うことを恐れず、自分の意見を持ち、間違えることも良い経験と考えられる様になったのは良いのではないのでしょうか。

全員のプレゼンテーションの後、ファシリテーターの先生やグループリーダーから一言ずつ助言や激励の言葉をいただきました。グループリーダーの方々は月曜日は生徒が静かであったので、もっと話すようにするにはどうしたら良いか話し合ったりされたようです。しかし、日々の進歩を見ていてとても嬉しかったとのことでした。最後にはしっかり話すようになってとても幸せに思われたようです。
最後にグループリーダーから修了証をメッセージと共にもらい、記念写真を撮って終了となりました。

お互いの努力により、お互いに達成感が感じられる結果となりました。これ以上のものはないように思われます。このプログラムで学んだことを忘れず、生徒と共にさらなる進化を求めてもらいたいし、いきたいものです。


個人のプレゼンテーション
新高校3年生 発表の最中に聴講している生徒に質問

個人のプレゼンテーション
新高校1年生

個人のプレゼンテーション
新高校2年生

ファシリテーターの先生やグループリーダーから生徒にメッセージ

グループリーダーから修了証

グループリーダーから修了証

記念撮影

エンパワーメントプログラム
~ 外国人学生とのディスカッションを通して、 グローバル時代に何が必要かをとことん考える5日間 ~
日本の将来、これからの社会を担う中高生が自身の無限の可能性を信じ、夢を持って人生を切り拓く力を身につける目的で開発されたプログラムです。外国人大学生とオールイングリッシュでディスカッションを進め、グローバル社会で活躍するために不可欠なスキルを身につけます。
*外国人学生は、グループリーダーの訓練を受けた日本の大学に通う学生です。