2026.10.13

高校 探究

高校2年生東北・北海道コース研修旅行1日目〜震災からの復興と「いま」を見る

東北・北海道コースは朝8時に広島駅に集合しました。
今日は新幹線で品川まで行き、そこから特急ひたちに乗り換えて福島県まで移動しました。移動時間は約7時間でしたが、生徒はまだまだ元気のようです


到着後は、震災時の館長であった郡司様による約1時間の震災講話を聴きました。
講話では、かつてこの地域を支えていた石炭採掘事業の歴史から、スパリゾートハワイアンズが誕生するまでの経緯についてお話を伺いました。 石炭産業から観光産業へと転換していった背景には、時代の変化に対応し、地域の未来を切り開こうとする人々の取り組みがありました。
特に印象的だったのは、郡司さんが挙げられた「一山一家の精神」「手作りの大切さ」「土着」という3つのキーワードです。
「一山一家の精神」については、炭鉱時代に働いていた方々の子孫が、現在もスタッフとして働いているというお話がありました。企業が従業員を大切にし、その思いに従業員も応えるという、世代を超えて受け継がれる信頼関係の大切さを学びました。
「手作りの大切さ」については、炭鉱時代から必要なものの多くを自社で製作し、補ってきたというお話がありました。必要なものを自分たちの手で生み出し、課題を解決していく姿勢が、現在まで受け継がれています。
そして「土着」とは、地域に深く根ざし、地域の人々から愛される存在であることです。東日本大震災によって経営難に陥った際にも、常磐地域の人々からの励ましや支えが、復興への大きな力になったというお話がありました。 

今回の講話を通して、「ひと」を大切にすることの重要性について考える機会となりました。周りの人に与えた恩は、いつか自分を助けてくれるという学びは、本校の教育理念「報恩感謝・実践」に通ずるところもありますね。 地域の歴史や人々の取り組みに目を向け、地域の未来について考えるきっかけにしてほしいと思います。 この後は、フラダンスやファイアーショーを観覧します。復興のシンボルとなった人々のパフォーマンスから、皆さんがどのようなことを感じ取るのか、楽しみです。