2026.06.19
高校
PIA語学研修(アメリカ ポートランド)事後報告会を実施しました
6月15日(月)、3月に実施したPIA語学研修(アメリカ ポートランド)の事後報告会を行いました。本研修には高校1・2年生11名の生徒が参加し、アメリカ・オレゴン州ポートランドでの語学研修やホームステイ、現地の高校訪問などを通して、英語力の向上だけでなく、多様な文化や価値観に触れる貴重な経験を積みました。 報告会では、参加生徒が研修中に学んだ内容や現地で感じたことについて、スライドを交えた素晴らしいプレゼンテーションを行いました。
生徒による報告
ポートランドのまちづくりと自然の調和
私たちはポートランドの街を実際に歩きながら、その魅力について学びました。ポートランドは人口約60万人の都市でありながら、「全米で最も住みたい街」と呼ばれています。また、ここ4年間でGDPが4倍に増加したと言われており、経済的にも大きく発展している都市です。
街を見学する中で、私たちはポートランドが住みやすい理由として「コンパクトであること」「自然と調和していること」「地元文化を大切にしていること」の3つを学びました。高層ビルが立ち並ぶ都市ではなく、街のどこにいても自然を感じることができ、自転車で移動する人も多く見られました。また、地域に根ざした個性的なお店が多いことも印象的でした。
一方で、ホームレスの方々が日常的に生活している様子も目にし、アメリカ社会が抱える課題について考える機会にもなりました。自然と共存しながら暮らす価値や、都市が抱える課題について、日本との違いを比較しながら学ぶことができました。
現地教育機関での学びと主体的な姿勢
私たちはポートランド大学内にあるPacific International Academy(PIA)で語学研修を受講するとともに、Heritage High Schoolを訪問しました。
PIAでは、Nikiさん、Lucyさん、Lucianさんのサポートのもと、日本のじゃんけんとの違いを比べるアクティビティや、"What's up?" など現地で実際によく使われる英語表現を学びました。また、日本人が苦手とする「R」と「L」の発音練習も印象に残っています。
特に心に残ったのは、担当のMr. Roberts先生の
"In this class, the biggest problem is not asking questions."
(このクラスにおける最大の問題は、質問をしないことだ。)
という言葉です。日本では受け身になりがちな授業もありますが、PIAでは自分から質問し、積極的に行動することが求められました。1週間という短い期間でしたが、主体的に学ぶことの大切さを強く実感しました。
また、Heritage High Schoolでは現地生徒と一緒に授業を受けました。制服はなく、髪型や服装も自由で、生徒一人ひとりが自分で授業を選択して学んでいることに驚きました。
今回の学校訪問を通して、私たちは "Don't be afraid to make mistakes."(間違いを恐れないこと)の大切さを学びました。自分の意見を積極的に表現し、自ら学びを切り拓いていく姿勢こそが、これからの時代に必要な力であると感じました。
まとめ
研修を終えて、そして未来へのステップ
今回の研修を通して、生徒たちは単なる英語力の向上にとどまらず、多様な価値観を受け入れる柔軟な姿勢や、自ら行動を起こすことの大切さを学びました。 報告会の最後には、「実際に現地へ行かなければ分からない発見がたくさんあった」「迷ったら恐れずに挑戦してみてほしい」「短い期間だったけれど、とても自由でのびのびとした世界に触れ、自分の人生にとって大きな財産になった」といった力強い言葉が次々と発表されました。
事後報告会に続いて開催された今年度の「PIA海外研修説明会」には、これまでの参加生徒の素晴らしい発表に背中を押されるように、20名以上の生徒・保護者の皆様にご参加いただきました。先輩たちが現地で肌で感じ、大きく成長してきた姿を目の当たりにしたことで、次なる挑戦を目指す未来の参加者たちの目もキラキラと輝いていました。
本校では今後も、生徒一人ひとりが日本を飛び出して世界へと視野を広げ、多様な価値観に触れながら自らの手で未来を切り拓いていけるよう、こうした国際交流や挑戦の機会を全力で推進・サポートしてまいります。ポートランドでの学びという小さな種が、これから協創から世界へと羽ばたく生徒たちの未来へ、大きな花を咲かせることを期待しています。




