2025.05.20

高校

キャリアウィーク最終日 ~法律の世界と自分のゴール~弁護士秦洋二郎氏/~広島で働くということ~広島銀行 志熊友梨氏

第1講演~法律の世界と自分のゴール~弁護士秦洋二郎氏

5月9日(金)、協創キャリアウィークの最終日第1講演は、弁護士の秦先生をお招きし、弁護士の仕事についてご講演いただきました。秦先生は、広島市内の中学校・高校を卒業後、大学進学・司法試験・法科大学院・弁護士登録に至るまで、いくつもの挑戦と失敗を重ねながらキャリアを築いてこられました。第一志望の高校や大学受験、法科大学院・新司法試験など、順風満帆ではなかった道のりを率直に語ってくださいました。こうした紆余曲折を経て、弁護士となった現在、先生が取り組んでおられる仕事についてもお話しいただきました。

講師:秦法律事務所 弁護士 秦洋二郎氏

生徒の感想~これから取り組んでみたいこと~ 一部紹介します

  • 勉強するときは高い目標を持ち、継続的に取り組むことが大切だと分かりました。弁護士の方のお話を通じて、自分のなりたいものをしっかりと見つめていき、自分のゴールに向けて、これからのことも考えていきたいです。
  • 大学受験の勉強は自分の行きたい大学よりレベルの高い大学の勉強をすることで行きやすくなると感じたので、頑張ってみようと思う。
  • 人の役に立てる人間になり、好きなことを存分に活かせる仕事に就きたいと思った。そのために、勉強をしっかりやっておこうと改めて感じた。

第2講演~広島で働くということ~広島銀行 志熊友梨氏

第2講演は広島銀行に勤務する志熊友梨さんをお招きし、広島で働くということをテーマにご講演いただきました。志熊さんは、大学時代に「地域産業経済」の授業を通して広島の地域経済について学ぶ中で、「地元・広島に貢献できる仕事がしたい」という思いを強くしたと話してくださいました。また、一人暮らしをしていた際、多くの人に助けられた経験から、「自分も誰かの力になれる仕事がしたい」と考えるようになったそうです。そうした想いから、志熊さんは広島の企業・人・まちに深く関わり、貢献できる広島銀行への就職を決意し、現在は個人や法人のお客様に対し、それぞれの課題に合った金融サービスの提案を行っています。仕事のやりがいは「お客様に感謝されること」と語り、「どんな時もお客様の話をしっかり聞き、相手の立場に立って考えることが大切」であり、企業担当として社長と直接やりとりする場面もあるなど、地域経済の現場で働くリアルな声に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。

生徒の感想~これから取り組んでみたいこと~ 一部紹介します

  • 将来の夢などははっきり決まっていないけれど、高校生の今だからこそできることや部活、新しいことにチャレンジしたりして充実した今を送りたいと思った。
  • お客様に限らず、今の自分だったら友達や周りの人に感謝してもらえるような行動をしたいと思った。そして、「相手の立場になって考える」ということを一番頑張ろうと感じた。

講演後、質問する生徒

講演後、質問する生徒