2025.05.02

高校

協創キャリアウィーク3日目!~日々の疑問が人生を動かす~ イニアビ農園 福岡奈織氏

5月2日(金)、協創キャリアウィーク第3回の講演に、イニアビ農園を運営する福岡奈織様をお招きしました。今回の講演では、福岡様が大学生の頃、ポリネシアでグローバルヒバクシャについて研究をしていた頃の経験や、自然栽培を始めたきっかけ、そして農業を通じた社会貢献への想いについて語っていただきました。また、イニアビ農園での具体的な取り組みや、今後の展望についても紹介されました。
今回の講演には、将来食品関係や環境、国際協力に関わりたいと考えている生徒が多く参加していました。参加した生徒は、自然の力に委ね、畑の生態系とともに育てる自然農業が地域社会や国際社会に与える可能性について、熱心にメモを取っていました。

講師:イニアビ農園 福岡奈織 氏

生徒の感想~これから取り組んでみたいこと~ 一部紹介します

  • 海外に行くことだけが国際交流ではないので、どんな方法があるのか考えてみたい。自分の興味と自然・再生可能がどうつながっているのか考えていきたい。
  • 食べ物の大切さだけではなく、それを作る人、その土地の歴史など、たくさんのことを考えていき、そのありがたみの恩を返すことの大切さをもって生きていきたい。身近にある普通のことに疑問を持ってみる。感謝の気持ちを行動で示していきたい。
  • 自然栽培という言葉を初めて聞いたので、すごく興味がわいた。自分がやってみる!というのは難しいと思うので、イニアビ農園に行って触れ合ってみたいと思った。私も世界の醸成について興味はあるものの、行動する勇気がなかったり、言語・文化の壁を感じて一歩踏み出すことができていなかったので、福岡さんのようにとにかく行動してみたいと思った。

質疑応答タイム

質疑応答タイム

質疑応答タイム

質疑応答タイム

参加した生徒のメモ

参加した生徒のメモ

生徒たちのメモ・振り返りからは、国際交流や農業、食べ物について考え直すとともに、挑戦への意欲や柔軟な姿勢が芽生えていることがうかがえました。
また講演後も講師に直接質問する生徒の姿が見られ、講師の一言一句を自身の将来に結びつけようとする意欲が強く感じられました。
キャリアウィークも折り返し地点に差しかかり、参加生徒数は日を追うごとに増加しています。今後も技術開発、金融、法律など多彩な分野の講演が続きます。生徒たちにはぜひ、多様な職業観・価値観にふれ、自身の未来を豊かに描くヒントを掴んでいってほしいと思います。

講演会終了後、質問する生徒