５月１日(木)、協創キャリアウィーク2日目は岡脇由泰様にご講演いただきました。農家兼デザイナーという異色の組み合わせでお仕事をされている岡脇様ですが、生き方やモットーはどの仕事も共通して「何事もまずやってみること」に重点を置いて活動されておられます。

今回の講演でも、一回目に引き続き皆さんの熱心な表情が見られました。将来食品関係に携わりたいと考えている生徒たちや、デザインが好きな生徒も多く参加しており、自分の進路選択に役立てていこうとたくさんメモを取っていました。中にはメモ用紙の裏までびっしり書いている生徒もおり、すべて吸収して自分の力にしようと熱心に取り組んでいる様子が見えました。 タスクや効率のことばかり考えてしまったり、「こうしなければならない」という先入観に囚われたりしてしまうことがありますが、今回の講演で教えていただいた「変化を楽しみましょう」という言葉を思い出し、一見無駄と思えることもたくさん経験していってほしいと思います。

参加した生徒の振り返りでは、
「予期しない出来事を避けるのではなく、起きたことを最大限活用する、という考えをもって生活しようと思いました。経験することが自分づくりにつながるので、勇気を出して経験を積みたいと思いました。」
「講演の中で、良いことは突然起きるのではなくご縁や出会いがあるから起きるというふうに仰っていたから、いろんな縁と巡り会えるように、チャレンジを増やしたり、自分から積極的に行動していくことを増やしていきたい。」
「デザイン関係の仕事をしたいと考えたうえで、逆にデザイン以外の仕事を調べる、関心を持つことで視野が広がるのかもしれないと思った。」
「よく思い詰めすぎて自分の首をしめてしまうことがあるので、時間は有限であるが、少しくらい無駄があっても良いと心に余裕を持ち、さらに自分の成長につながるようにしていきたいと思った。」 など、
たくさんのメッセージを心に受け取ったようです。

連日、応募・参加する生徒が増えています。自分の将来のことについて真剣に考えようとしている姿勢がとても伝わってきます。 これからも農業、デザイン、法律、国際協力、金融など様々な講演が目白押しです。気になるものには積極的に参加して、その場でしか得られない貴重な言葉や経験を取り込んで行ってほしいと思っています。