春季宿泊研修について
協創生としての自覚を身につけるとともに仲間との濃密な時間を過ごすことで中学校生活の早期適応を目的としています。
2022年度4月13日~15日3日間 中学1年:三滝少年自然の家 / 中学2年:似島臨海少年自然の家
2022年度4月13日~15日3日間 中学1年:三滝少年自然の家 / 中学2年:似島臨海少年自然の家
研修2日目はあいにくの空模様となり入山しての登山道脇に群生している熊笹取りは中止になってしいましたが、五感活性化プログラムの一つである熊笹茶作りと自作ピザ窯を利用してのピザ作りは実施することができました。
この五感活性化プログラムには中学3年生8名がリーダーとして参加してくれました。事前のリーダー研修でリーダーとしての役割を学び、それぞれのリーダー像をイメージしての参加です。中学1年生と中学3年生のシンクロがどのようなカタチになるのか楽しみにしていました。
この五感活性化プログラムには中学3年生8名がリーダーとして参加してくれました。事前のリーダー研修でリーダーとしての役割を学び、それぞれのリーダー像をイメージしての参加です。中学1年生と中学3年生のシンクロがどのようなカタチになるのか楽しみにしていました。
熊笹茶作りは熊笹の葉の隅が白くなっているところを丁寧に取り除き、煎ることろから始まります。煎るために使う割り箸やフライパンなどの棒状のものは与えられていません。各班の工夫により熊笹の茎を利用したりアルミ箔を加工して煎るために必要な道具を自作していました。熊笹の繊維を壊さないように弱火でじっくり煎ることがポイントのようですが、はやる気持ちを抑えながら、程なく漂うほのかな香りをゆっくり嗅いだり、煎じたお茶を口に含んでゆっくり味わっていました。五感をフルにはたらかせながら非日常を体験することがこのプログラムの醍醐味です。
一方、ピザ作りの生命線は段ボールピザ窯の製作です。段ボール内の室温を一定に保つために段ボールの内壁をアルミ箔で均一に覆っていく作業がポイントのようです。アルミ箔をきれいに施工するのに結構時間を要していましたが、完成後は炭を入れ約3分で黄金色したパリパリの生地のピザの完成です。リーダーからはピザ窯製作を通して、仲間との協働作業の大切さが伝えられていました。この研修の目的である仲間との濃密な時間を過ごすことができたプログラムになったのではないでしょうか。
※こちらに掲載しきれなかった写真や動画はInstagramに随時掲載しています。