中学1年生は春季宿泊研修で三滝少年自然の家に来ています。
この研修は協創生としての自覚を身につけるとともに仲間との濃密な時間を過ごすことで中学校生活の早期適応を目的としています。

初日はアイスブレイクによる人間関係構築プログラムやブレストによる積極的な意見交換の手法を学びました。また、脳の活性化のためのアクティビティーを交えながら進行していきました。さらに、校訓や教育目標の確認とともに、学園史について具体的に知ることで協創生としての自覚を深めていきました。なかでも生徒の目の色が一際真剣になったのが、キャリアップについての話をしたときです。生徒の自立的な学習を促すことを目的に2年前から実施してきたKリーグ「KIKUTAN（キクタン選手権）・KANKEN（漢検に向けて）」ですが、KIKUTANではこれまでのSuperリーグとStandardリーグに加えて最上位のTOPリーグが新設させることが発表されました。学年の枠を超えて自分の力に応じたリーグに所属し、知識量を増やしていくことになります。TOPリーグ入りを目標にすることを掲げた1年生は「自分の目標が明確になり頑張る意欲が湧いてきました!!」と目を輝かせて語ってくれました。

夜の研修では、一人ひとりの夢や目標を持ち寄り、学級目標に反映させる方法で学級作りが行われました。随所に協働的な取り組みが組み込まれており、生徒同士のコミュニケーションが活発になるよう進められていました。