2022.04.04

学修 担当:藤島

中学3年リーダー研修 1日目

ピザ窯作り

内側をアルミ箔で完全に覆っています

熊笹を細かく切っているところ

アルミ箔の上で炒っていくようです

ピザ窯からピザを取り出すときの注意点を確認しています

新1年生にどう伝えるか、試行錯誤が続きます

 新中学1年生は4月13日〜15日まで、三滝少年自然の家で2泊3日の宿泊研修を実施します。中日の14日には「五感活性化プログラム」の一環として「熊笹茶作り」と「ピザ作り」を予定しています。自然の恵みに感謝し、宗箇山の麓に自生する熊笹からお茶を煎じ、五感をはたらかせて味わいます。また、「ピザ作り」では釜戸を自作し入学後初めての協働活動を行います。その「五感活性化プログラム」にリーダーとして参加してくれるのが新中学3年生8名です。昨年から始まったリーダー育成の取り組みとして今年度も募集したところ多くの生徒が参加を希望してくれました。今日・明日の2日間にわたって、リーダーとして参加してくれる8名のリーダー研修が行わています。冒頭、担当の先生からリーダー研修の目的を聞き、早速ピザ窯作りと熊笹茶とピザの試作に取り掛かりました。新中学1年生が困りそうな場面はどこか、注意しなければならない点などを確認しながら進められていました。熊笹茶作りは煎じ方や煮出し方によって風味に違いがあること、ピザ生地の厚さによって焼き具合が異なることで時間の調整が必要なことなどを確認しています。リーダー研修2日目の明日は「五感活性化プログラム」の運営の仕方を話し合うことになっています。三滝の春季宿泊研修が新入生と新中学3年生にとって実り多い体験になることでしょう。

【リーダー研修参加者の「リーダー像」について】
田中さん:私の理想のリーダー像は「行動」、「態度」、「言動」などでチームの人たちをやる気にさせたり、引っ張っていくことだと思っていました。しかし、新しいリーダーの形として今求められているのは班員に寄り添った「支援型」だということを知りました。私はこの研修で班長(リーダー)だから他の人より多く作業したりして引っ張っていくという自分がやってきたリーダーの型から、皆んなに寄り添う新しいリーダーの型に変わっていきたいと思っています。この研修を自分を変えるきっかけにしたいです。新中1が自分たちで考えてゴールにたどり着けるように促すきっかけ作りをしたいです。

朝山さん:私は仲間の活躍を手助けできるような人になりたいです。自分一人で考えてみんなに役割を与えてチームを動かすのも難しいことだけど、みんなで考えて一人ひとりが自ら動けるように支えるのはもっと難しいことだと思います。きっとすごく頭を使うし、すごく気力のいることなのでしょう。でも、それができれば自分自身の考え方も広げられるのではないかと思いました。研修を通して良いリーダーとはどんな人なのか考えてみたいと思っています。リーダー研修で、意見の引き出し方を自分(みんな)で見つけ、もっと考えられたら良いなと思っています。

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