2026.10.14

高校 探究

高校2年生研修旅行沖縄コース2日目~地域と異文化を体感した一日

「観光人」との出逢いと熱気あふれるアメリカンビレッジ!

朝食6:30

朝食6:30

出発7:55

沖縄研修旅行の2日目がスタートしました!

本日宿泊したのは、目の前にエメラルドグリーンの海が広がる「ベッセルホテルカンパーナ沖縄」。朝陽が昇るにつれて輝きを増す沖縄の美しい海はまさに絶景で、朝食会場では生徒たちが「海がすごくきれい!」「沖縄に来た実感が湧くね!」と嬉しそうに語り合う微笑ましい姿が見られました。
エネルギーを充填した生徒たちが午前に挑んだのは、本日のメインプログラムである「観光人クエスト」です。「観光人」とは、単に観光地を訪れる人ではなく、「地域の光を観て、新たな価値を生み出す人」のこと。本校が目指す「グローカル・イノベーション・リーダーの育成」を体現するように、沖縄の地で未来を切り拓くキーパーソンたちです。

生徒たちはこれまで、事前学習を通して各観光人の価値観や「なぜその仕事をしているのか」「何を大切に生きているのか」をじっくり学んできました。本日はその学びを深めるべく、3名の魅力的な観光人のもとへと分かれ、実際の現場で体験活動を行いました。

観光人クエスト沖縄

深田 友樹英さん< 自然と共存する「地域づくり・仕事づくり」 >

恵まれた天候の下、わんさか大浦パークに行って来ました。マングローブの林を歩き、みんな心をリフレッシュすることができたようです。途中帽子が飛ばされるというハプニングに見舞われたものの、カヌーを漕いでいた方が届けてくださったので、事なきを得ました。
みんなで感謝しました。
心に爽やかな風が吹き抜けたような、ステキな一日になりました。

金城 由希乃さん< 環境を守るエシカル起業と「自由な生き方」 >

世界自然遺産に関する展示では、ヤンバルクイナなどの動物について学び、人間の行動が自然の生態系に与える影響について考えました。
続いて、5つのグループに分かれてビーチクリーン体験を行いました。海岸には発泡スチロールやビニール袋、ペットボトルのキャップ、ビーチサンダルなど、さまざまなごみが流れ着いていました。「ごみはだいぶ少なくなったと聞いていたけれど、思ったよりたくさんある」「こんなの誰が捨てるの?」といった声も聞かれ、ごみ問題を身近な問題として考えるきっかけとなりました。雨が心配されましたが、天候も回復し、無事に活動することができました。
最後に、観光人として活動されている金城由希乃さんのお話を伺いました。サンゴ礁を守るためには、まず知り、興味を持つことが大切だと学びました。また、人とつながるためにはコミュニケーションが大切であることを知り、「自分はどんな人になりたいか」についても、グループで考えを共有しました。

大﨑 史丸さん< 都会からの移住者が語る「自分らしさ」と「生きがい」 >

私たちは大宜味村、大兼久集落に行き、大宜味村観光協会会長兼事務局長の大﨑さんにお会いし、お話を聞きました。大宜味村では、現地の時間の流れを感じシークヮーサーの収穫体験をさせていただき、広島ではなかなかできない体験をさせていただきました。そのなかで、現地の人とどのように関わるのか、大﨑さんの今までの経験も含めてお話を頂きました。中でも、今日感じたことを言葉にして、自分のなかに残しておこうという思いに生徒たちは大きく共感し、これからの社会との関わり方の大きなヒントを得たような気がします。沖縄の自然にも触れ、広島では聞けないセミの音や匂いなども感じ、とても沖縄に来てるんだなぁと満喫することもできました。本日収穫したシークヮーサーは、果汁にしていただき送ってもらえるそうで、とても楽しみにしています。大﨑さん、ありがとうございました!広島でもお会いしましょう!!

地域で情熱を持って活動する大人たちの「生の声」と「生き様」に直接触れた生徒たち。事前学習での知識がリアルな実感へと変わり、自分自身の生き方や将来像を見つめ直す貴重な時間となりました。

夕方からは、一転してアメリカンビレッジでの自主研修です。アメリカ西海岸を思わせるアメカジ風のポップで鮮やかな街並みと、心地よい潮風が吹き抜ける空間は、まさに日本とは別世界!夕暮れとともに街の灯りが灯り始める魅力的な雰囲気の中、生徒たちはグループごとに事前に計画したコースに沿って、お目当てのショップやカフェを巡りました。

タコライスやサーターアンダギーといった沖縄グルメに舌鼓を打ち、色とりどりの街並みをバックに写真を撮り合ったり、家族やお世話になっている方々へのお土産を真剣に選んだりと、笑顔が弾ける時間となりました。アメリカ文化と沖縄の伝統が溶け合った「チャンプルー文化」の熱気を肌で感じながら、仲間と協力して過ごしたこの自主研修は、互いの絆をさらに深める最高の思い出となったようです。

地域の未来を創る「観光人」の方々の志に触れ、異国情緒あふれる街で仲間とともに自走した2日目。
単に景色を楽しむ観光にとどまらず、沖縄の「人」と「文化」の魅力に深く浸った時間は、生徒たちの視野を大いに広げてくれました。手荷物の中の「問い(Question)」が少しずつ形を変え、自分だけの「答え(Answer)」へと近づいていることを感じる一日となりました。