留学生から直接、言語と文化を学ぶ「修大留学生による外国語講座」が、今年度もスタートしました！
本校は広島修道大学附属校として、大学とのつながりを活かした多彩な国際理解プログラムを展開しています。その一つが、広島修道大学で学ぶ留学生が講師を務める外国語講座です。
英語以外の言語や文化に触れることで、広い視野と柔軟な感性を育むことを目的としています。 受講料は無料で、本校在校生（中学1年生～高校3年生）が対象です。

第3回のベトナム語講座では、人称代名詞と否定文について学びました。今回は特に「発音」に焦点を当て、声のトーンや母音の違いが意味を大きく左右することを体験しました。ベトナム語では「私」「あなた」といった人称代名詞が、相手との関係によって変わります。例えば、男性に対して「anh（アイン）」、女性に対して「chị（チー）」、年下の人には「em（エム）」と呼びかけます。また、否定文では動詞の前に「không（コン）」を置きます。正しい音の位置を意識して発音すると伝わりやすくなります。発音練習を通して、意味だけでなく音のリズムも感じられる学びとなりました。

今回でベトナム語講座は最後となりました。チャウ先生、楽しい授業をありがとうございました。
次回からは中国語講座が開講します！引き続き、言語を通した学びの輪が広がっていきそうです。多くの生徒が参加してくれることを願っています。