留学生から直接、言語と文化を学ぶ「修大留学生による外国語講座」が、今年度もスタートしました！
本校は広島修道大学附属校として、大学とのつながりを活かした多彩な国際理解プログラムを展開しています。その一つが、広島修道大学で学ぶ留学生が講師を務める外国語講座です。
英語以外の言語や文化に触れることで、広い視野と柔軟な感性を育むことを目的としています。 受講料は無料で、本校在校生（中学1年生～高校3年生）が対象です。

１０月２０日（月）、本校の中高生を対象に、広島修道大学で学ぶベトナム人留学生のチャウ先生を講師に迎えた特別なベトナム語講座が開かれました。
この講座は異文化理解を深めることを目的としており、参加した生徒たちは、ベトナム語の発音や食文化について楽しく学びました。

今回の講座では、特に「ベトナムの料理」と「ベトナム語の母音の発音の仕方」に焦点が当てられました。前半では、講師の留学生が代表的なベトナム料理を紹介。フォー（米粉の麺料理）やバインミー（フランスパンのサンドイッチ）、など、写真を使って解説してくれました。

後半はベトナム語の「母音の発音の仕方」についてのミニレッスン。ベトナム語は、日本語よりも母音の種類が多く、声の高さや口の開き方によって意味が変わる言語です。先生の丁寧な発音指導のもと、生徒たちは「a」「ă」「â」など、日本語にはない音の出し方を体験しました。何度も繰り返し練習する中で、言葉の奥深さに気づいた生徒も多かったようです。

参加した生徒からは、「初めて聞く音がいっぱいあって面白かった」「また外国語を学びたくなった」という感想が寄せられました。

今回の講座を通して、生徒たちはベトナムという国への理解を深めるとともに、外国語を学ぶことの楽しさを実感したようです。今後もこうした国際交流の機会が広がっていくことが期待されます。