2025.10.18

中学

中学3年生「台湾研修旅行」4日目~最終日、台湾の“象徴”を巡り旅を締めくくる~

中学3年生の台湾への研修旅行の4日目です。
今日が台湾滞在の最終日となります。
最初は長く感じられた研修旅行も、過ぎてみればあっという間ではなかったでしょうか。 生徒たちは今日も元気に朝食会場に集まりました。ただ、3泊もしたホテルですので、荷物の片づけが大変だったのではと思います。 バスに荷物を積み込み、最後のプログラムに向かいます。

最終日の今日は、台湾らしいスポットを巡ります。

忠烈祠

最初は忠烈祠に向かいました。荘厳な入口でまず見えるのが、この入口に立っている衛兵です。まばたきひとつせず、指先もピクリとも動かさずまっすぐに立っている様子を見て、生徒たちは驚いていました。そしてなにより「衛兵交代式」は圧巻でした。一糸乱れぬ隊列を組んでの行進には、生徒たちも圧倒されていました。

中正記念堂

次は台北のシンボルでもある中正記念堂に向かいました。「中正」とは中華民国初代総統であった「蒋介石」の本名(=蒋中正)を指し、1975年4月5日に亡くなった蒋介石に対する哀悼の意を込めて建てられました。シンボルともいえる蒋介石の席座像が置かれている正面中央の本堂に入ると、その大きさに生徒たちは感嘆の声を上げていました。

台湾スポット巡りを終え、生徒たちは台北桃園空港に向かいました。来た時と同様に搭乗手続きを済ませ、その後は福岡行きの飛行機に乗り込みます。

ここまでの半年の間、この研修旅行に向けての事前学習や準備に取り組んできました。事前に自分たちが設定した課題と、それに対する推論、それが現地で実際にリサーチしたり、実物を見聞することでどう変わったのか、その課題はどういう問題点を抱えているのか、それを考えることが自分たちにとってどのような意味があるのかなど、多くのことを考えて、この研修旅行に臨みました。

生徒たちは、実際に台湾の人々、中学生たちと交流しながら、きっと多くのことを感じ、考え、成長したのではないかと思います。 来週、学校に帰ってからは、その学び考えたことをポスターセッションという形でまとめ、中学1・2年生に伝えていきます。 どのような発表になるのか、今からとても楽しみです。