2023.06.08

学修 担当:福原沙

中学2年 探究”敬” 茶道の授業にて

茶道室に立ち寄ると、畳のにおいとほんのり甘いような、苦いような香りが漂っています。中学2年生の茶道の授業では、本日お茶をたて、お菓子と一緒にいただく姿が見られました。普段では行わないような所作に戸惑いながらも生徒たちは姿勢を正し、1つ1つ丁寧に行っていました。お菓子が回ってきたときには、自分の隣に座っている人に対してお辞儀をし、「お先に」といいお菓子を取ります。お茶を飲む際は、茶碗の正面を客人に向けるのは亭主の心配りなので、客人の方も茶碗を大切にする意味で、正面をさけて口をつけるのです。 1つ1つの作法には様々な意味があり、これらはすべて「思いやり・心配り」の気持ちの表れだと思います。これらの気持ちは日常生活にも生徒に持ち合わせてもらいたい心の1つです。
生徒は日々、様々な授業や、行事、部活動等からたくさんのことを学んでいます。その時間だけの学びにするのではなく、学びにつながりを持たせれるように意識して行動してもらいたいと思います。