2022.06.02

学修 担当:新庄谷

「自分たちができることって何だろう?」

中学2年生の探究の時間、今回は「身近な問題について私たちができる解決策を考えてみよう」ということで、「食」をテーマに授業を行いました。他国と比べた時の日本の食料自給率の現状、それを踏まえた食品ロス率の多さ。普段の生活の中ではあまり意識していないことですが、改めて数字にしてみると食料自給率の低さ、食品ロス率の多さに生徒は驚いた様子でした。「食品ロスをなくさないといけないのはなぜ?」、「どうやったら食品ロスをなくすことができるだろう」といった問題をグループで話し合い、ボードに書き起こしてみると「食品ロスが増えると環境汚染や地球温暖化につながる」、「捨ててしまうとせっかく作ってくれた人がかわいそう」、「賞味期限をきちんと見て買う」、「好き嫌いをなくす」、「無駄なく料理をするようにする」など、たくさんの良い意見が出ていました。よく見てみるとそのほとんどが明日からでも実践できそうなことばかりでした。 小さな取り組みでも毎日積み重ねればやがて大きな成果となります。「自分たちにはあまり関係のないこと」として捉えるのではなく、日々の生活の中でできることから取り組んでいってほしいと思います。