2023.07.18

学修 担当:松田

平和へ思いを込めて

2023年8月15日、終戦から78年を迎えます。広島で育つ中学生には、原子爆弾の悲惨な体験や被爆地広島の復興を支えてきた多くの人々の努力を継承し、平和を尊ぶという使命があります。

イギリス コベントリー市の惨状と平和への取り組みについて学ぶ

6月26日(月)イギリスのコベントリー市と草の根の交流を続ける「コベントリーの会」の方から、第2次世界大戦で大きな被害を受けたコベントリー市の惨状と平和への取り組みについて学びました。毎年夏には、イギリス各地で、ヒロシマ・ナガサキを追悼し、核廃絶を訴える集会が開催され、広島市内の中学生が絵付けした灯籠がイギリスの川に流されていることを知りました。本校も平和を祈念する灯籠に絵付けをするこの取り組みに参加させていただく機会に恵まれました。

広島平和記念公園でのフィールドワーク

▲3年生 外国の方へPEACEインタヴュー

7月18日(火)、広島平和記念公園でのフィールドワークを行いました。1年生は平和記念資料館の見学をし、2年生は碑をめぐり、3年生は来広した外国人にPEACEインタビューを行いました。今年はG7の首脳が広島平和記念公園を訪れ、戦争の惨事を再認識し、核兵器のない平和な世界を目指す強いメッセージが発せられたことやコロナ禍が収束したことで、たくさんの外国人の訪問者が公園を訪れられていました。3年生の取り組みは例年になく活発で、多国籍の方々との対話を通じて、平和への普遍的な価値と、戦争の悲惨さを忘れてはならないという思いを強くしているようでした。

1年生 平和記念資料館の見学

2年生 碑めぐり

ヒロシマピースボランティアの方がガイドをしてくださいました。

3年生 外国の方へPEACEインタヴュー