2026.07.20
高校
長崎スタディーツアーを実施しました
—「学びは、長崎の街に転がっている。」を体感した2日間—
7月16日・17日の2日間、高校1~3年生163名が参加し、「長崎スタディーツアー」を実施しました。
本校では、スタディーツアーを単なる校外学習ではなく、生徒が主体的に学ぶ探究活動の一環として位置づけています。今年度のテーマは、「学びは、長崎の街に転がっている。—“自分の世界が広がる瞬間”を、一緒に見つけに行こう!—」。同じ被爆地である広島に学ぶ生徒として、もう一つの被爆地・長崎を訪れ、平和について考えるとともに、歴史や文化、産業遺産に触れ、多角的な視点から学びを深めることを目的に実施しました。昨年度は「大阪・関西万博スタディーツアー」を実施し、未来社会について学びました。今年度はその学びをさらに発展させ、生徒一人ひとりが長崎の街を舞台に主体的な学びに取り組みました。
協創スタディーツアーとは
本校のスタディーツアーは単なる見学旅行ではなく、生徒が主体的に学ぶ探究活動の一環として位置づけています。ツアーの企画や運営には、生徒自身が「ツアープロジェクト委員」として携わり、準備や広報、当日の進行などを担います。こうした活動を通して、リーダーシップや責任感、自主性を育みながら、自らの生き方や社会との関わりについて深く考える機会となることを期待しています。
1日目 ピースパークツアー・原爆資料館
1日目は、長崎原爆資料館の見学と、平和活動に取り組む若者「ピースバディ」のみなさんとともに長崎市内を巡る「ピースパークツアー」を実施しました。原爆資料館では被爆の実相や復興への歩みを学び、広島とは異なる視点から平和について考える機会となりました。また、ピースパークツアーでは、爆心地公園や平和公園などを巡りながら、ピースバディのみなさんとの対話を通して、長崎ならではの歴史や平和への思いに触れ、生徒たちは自ら問いを立てながら学びを深めました。










夕方には班ごとに計画した市内自主研修を実施しました。事前学習で調べた内容をもとに、グラバー園や大浦天主堂、出島、眼鏡橋、オランダ坂、長崎新地中華街などを巡り、それぞれのテーマに沿って長崎の歴史や文化、異国情緒あふれる街並みを体感しました。実際に街を歩き、現地でしか味わえない雰囲気や人々との触れ合いを通して、教室では得られない多くの発見や気づきを得ることができました。また、宿泊した稲佐山観光ホテルからは「世界新三大夜景」の一つに数えられる長崎の夜景を眺め、美しく輝く街並みに感動 する様子が見られました。
2日目 軍艦島・軍艦島デジタルミュージアム
2日目は、世界文化遺産である軍艦島(端島)を訪れました。当日は波の影響により上陸はできませんでしたが、クルーズ船から島を周遊し、かつて海底炭鉱として日本の近代化を支えた軍艦島の姿を間近に見ることができました。また、軍艦島デジタルミュージアムでは、当時の生活や採炭の様子、島の歴史について映像や展示を通して学び、産業遺産としての価値や歴史的背景への理解を深めました。










2日間を通して、大きなトラブルもなく全行程を終えることができ、生徒たちは平和や歴史、文化について理解を深めるとともに、自ら学び、仲間と協働することの大切さを実感しました。今回のスタディーツアーで得た学びを、今後の学校生活や探究活動、そして未来の社会へとつなげていくことを期待しています。
