2024.08.27

高校

フィリピン短期交換留学4日目〜文化交流とマリヴィック先生による授業〜

休日明けの27日、初めてバディーと一緒に登校して校内でのプログラムを行いました。プログラムの内容は午前中が文化交流、午後にはstudent activity programs coordinatorであるマリヴィック先生による想像力を掻き立てる、面白い授業を受けました。

文化交流会で最初に感心したことは、サンホセの代表生徒による司会進行です。聞く者を惹きつける会話術、表現や表情はサンホセが掲げる生徒の発信力育成に向けた日頃の活動の賜物です。先生に尋ねると、その場に応じた対応や間の取り方等の指導を日頃から意識させているとのことでした。また、ボランティアで参加してくれたパフォーミングアートクラブ部の皆さんの表現力も素晴らしく、フィリピンの伝統を継承しよとする国民性にも触れることができました。本校生徒はフィリピンの文化とサンホセ生の前向きな活動に対する姿勢に刺激を受けたようです。マリヴィック先生によると、「この刺激は今日家に帰って1日をフィードバックした時に本物の力になるでしょう。この繰り返しが大切ですね。」とおっしゃていました。本校生徒のダンスパフォーマンスも見事で、フィリピンの若者に受け入れられているJ-POPやアニソンをリミックスさせ、ダンスを披露しました。日本のポップカルチャーがフィリピンでも広く受け入れられていることを実感できたようです。

続いて、「INTRODUCING YOU & YOUR COUNTRY : A Journey of Understanding」では、「Can you describle a typical school day in your country , and how does it compare to what you know about other country?」等、5つの質問が出され、サンホセ生とペアになって両国の共通点や相違点をシェアしました。文化交流を通して、両国の伝統や特徴をどう伝えていくか、そして自分をどう表現するか、生徒自らが考えて活動できたことはとても良い経験になったのではないでしょうか。

サンホセの代表生徒による司会進行

午後のマリヴィック先生による授業では、粘土で自分を表現するものを作成する課題が出されました。その後、その作品に込めた願いや背景を互いにシェアしました。サンホセ生が自らの作品のバックグランドに多様性を掲げたのに対して、協創生はその作品の細部へのこだわりを伝えるなど、ここにも両国国民性の違いが鮮明に現れていました。

▽交換留学中の生徒レポート▽

「Cross-Cultural Exchange」

今日は「Cross-Cultural Exchange(文化交流会)」を行いました。フィリピンの伝統的なゲームや歌、タガログ語について教えていただきました。中でも「粘土で自分のシンボルを表現する」プログラムにはそれぞれの価値観や性格などが表現されていて、日本とフィリピンの共通点や相異点について知るとても良い機会になりました。
また、私達はソーラン節やレモンチダンスを通して日本の文化についてフィリピンの方々に伝えました。わずかな練習時間でしたが、私達なりに精一杯頑張ることができたと思います。フィリピンでも流行っている日本の曲やアニメが沢山あることを知ることができました。
交流会終了後はバディにフィリピンの学校を案内してもらいました。幼稚園から大学までが一つの敷地内にあり、歩いているとほとんどの方が挨拶や声をかけてくれて、フィリピンの方々はフレンドリーな人が多いことを実感することができました。
学校解散後はそれぞれのバディとの自由活動でした。私はジープというバスに乗り、ショッピングモールでお買い物をしたり、現地のカラオケやマクドナルドに行ったりしました。日本に比べて価格は約1/2と安かったのですが、カラオケは演歌しかないことに驚きました。初めての経験で本当に良い体験になりました。
明日はボホール島のチョコレートヒルズを訪問予定です。5:30集合なので、今日は早く寝て明日に備えたいと思います。
高校1年 髙橋 すずらん