2023.10.17

高校

高校2年生研修旅行「鹿児島コース5日間」 2日目

期日:2023年10月16日(月)~10月20日(金)

2日目(10月17日)

2日目の今日は、鹿児島を拠点に様々な分野で活動する「リーダー」に出会い、自分自身のリーダーシップ探求や持続可能な未来について考える、「薩摩グローカルリーダーズプログラム」に参加しました。朝から3つのグループ(桜島、枕崎、霧島)に分かれての活動です。各グループとも、大学生スタッフの力も借りながら、めいっぱい学びます!

▼朝食

薩摩グローカルリーダーズプログラム コース別研修
桜島/osato枕崎/Obama village(霧島)

桜島コース

 桜島コースでは、鹿児島大学の学生スタッフさんと、桜島でガイドや火山についても研究されている福島さんと共に体験学習を実施しました。福島さんが桜島の山を背景に火山の説明をしていると、モクモクと噴火が起きました。
私たちは火山の噴火といえば山の頂上からというイメージを持っていますが、実は山の中間部で噴火が起きており、火山活動に伴う溶岩等によって歴史の流れを紐解くことができるなど、たくさんのことを学ぶことができました。
午後になりズボンをポンと叩いてみると火山灰が舞いました。桜島では五感をフルに活用させてもらいました。

osato枕崎

枕崎に行った32名の生徒は最初に鰹節工場で鰹節の製造過程を見学しました。鰹節の香ばしい匂いが立ち込める中、工場の方の説明に真剣に耳を傾け、馴染み深い鰹節の姿になるまでの貴重な光景を目に焼き付けました。次に"だっしーさん"こと中原晋司さんから家業を継ぐまでの経緯や出汁文化を世界に発信する取り組みについてのお話しをして頂きました。日本人に馴染み深い出汁が海外の人々から反響があることを聞いて、生徒達はとても驚いている様子でした。話を聞いた後は、鰹節を削る体験をしました。そして、削った鰹節にお湯と味噌を入れて"茶節"という鹿児島の郷土料理を堪能しました。シンプルな汁物ですが、削りだけの鰹節から出る香りと出汁が絶品でした。

Obama village 霧島コース

私たちのコースは、鹿児島県・霧島市のハウスメーカーの本社オフィス(オバマビレッジ)の移転プロジェクト参加です。舞台となっている霧島市の小浜は、年々人口が減っているそうですが、きれいな海に面したエリアで、ここに地元の職人が地元の木材(屋久杉)を使って建物や家具をつくり、木材資源の有効活用をはかっています。
生徒たちはこのオバマビレッジの経営者になったつもりで、地域を盛り上げるためやってみたい仕掛けや工夫をグループで考えてまとめました。採用された場合は、本当に実現するかも…?との事です!
社長の有村健弘さんは、鹿児島スマートバーベキュー協会を立ち上げた方でもあるとの事。昼食のBBQでは美味しいお肉の焼き方もレクチャーしてくださいました!

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