本日の高校１年生のLHRでは、スライドの発表会が行われました。
気になるのはスライドの中身です。
高校１年生たちは、７月に平和学習の一環として広島市内でのフィールドワークを行いました。今日のスライドは、そのフィールドワークについて班でまとめたものです。 「広島　平和」と検索してまず思い浮かぶのは、やはり「原爆」だと思います。しかし、今年の高校１年生たちが訪れたのは、臨時帝国議会仮議事堂跡や旧軍港宇品港、陸軍被服支廠跡などです。これらの場所から、「広島」のどのような一面が見えてきたか…。

今日の発表では、次のようにまとめている班がありました。

• 「大本営跡といった普通の都市ではないような重要な軍事施設があったので、広島は軍都であった事が分かりました。」
• 「このフィールドワークから、広島＝原爆という印象、被害者的な視点だけでなく、加害者としての廣島を知ることができました。」

今回のフィールドワーク、スライド作成を通して、これまでとは違った視点で広島や平和について考えることができるようになったのではないでしょうか。 平和学習は、今後も続いていきます。次は、英語での平和スピーチ作成です。今回の経験も活かして、平和に対する自分の考えをより一層深めていってほしいと思います。