2023.08.03

クラブ 担当:石田

2024年6月完成! 園芸部の新たなプロジェクト

園芸部では、夏休み中も新作ジャムの開発を進めており、9月には新たな2種類のジャムが完成します。ご期待ください!今回は、ジャム開発が契機となった園芸部の新たなプロジェクトについて紹介します。

2023年4月初旬、
「園芸部のポン酢開発にご協力いたしましょうか?」
と、突然のお電話。ご連絡をくださったのは、川中醤油株式会社様。園芸部のジャム開発の新聞記事をご覧になられたとのことでした。ジャムばかり作っている園芸部がなぜポン酢を作ろうとしているのかというと…、園芸部のジャムは校内農場に自生しているダイダイの果実を主原料として製造しています。ダイダイは、果肉を直接食べる温州ミカン等とは異なり、果汁の酸味や香りを楽しむ『香酸カンキツ』に分類されます。本校のダイダイも皮をむいて食べると非常に酸っぱく、生食には向きません。生食に向かないので、ジャムに加工しているわけです。園芸部では、新しいジャムが完成する度に新聞社さんの取材を受け、その度に「いつの日か、本校産のダイダイの酸味を活かしたポン酢を開発したい」と部員達は記者さんに話していました。しかし、コスト面やロット数等の問題から、園芸部のポン酢開発は実現することができないというのが現状でした。すなわち、本校産のダイダイの酸味を活かしたポン酢の開発が、部の夢だったわけです。そして、新聞記事をご覧になられた川中醤油様が共同開発のお声がけをしてくださった…、というのが、ポン酢開発を開始することになった経緯です(長々と書いてしまいました)。

夏休みが始まり、本格的なポン酢の共同開発がスタート!川中醤油の営業課、営業企画推進課、品質管理兼開発室の皆様にご来校いただき、園芸部が開発したいポン酢のコンセプトおよび原材料について、部員自ら、プレゼンを行いました。食品製造・開発のプロの方々の厳しいご意見、ご指導をいただきつつ、開発を進めていく予定です。園芸部オリジナルポン酢の完成は、2024年6月の予定。来年度の本校文化祭での販売を目指します!!