2023.06.09

学修 担当:井上鎮也

遊んでいるわけじゃありません!

写真をご覧ください。高校生が「折り紙」を折っています。
でも、けっして遊んでいるわけではないのです!

現在、高校1年生は、家庭科の授業で「保育」の分野を勉強しています。幼児の特質を学んだ生徒たちは、「子どもとのふれあい」を考える実習の第2弾*として、 折り紙を用いた「壁面構成」(保育室や遊戯室、廊下などの壁面を造形作品などで構成すること)に取り組んでいます。「自分のテーマ」に沿って作成するとはいえ、あくまでも目的は「幼児を楽しませること」です。子どもが見て楽しかったり、面白かったりするものを作成する必要があります。そのために、これまで学んだことを踏まえつつ、先生に相談したり、chromebookで折り方を調べたりして作成する様子が見られました。“折り紙を楽しむ立場”から“折り紙で楽しませる立場”への転換は、また一歩、生徒が大人の側に近づいた、ということを意味するように思われます。
どのような壁面構成が出来上がるのか、完成が待ち望まれます。

*実習の第1弾については、下記ブログをご覧ください。