2022.11.10

クラブ 担当:日高

笑顔をつなぐ手話(ことば)のチカラ

本校には体育局、文化局ともに多くの部活動がありますが、その中で今年度、長い休眠期間を経て復活を果たしたのが手話同好会です。少人数で、活動は週に1度とさほど多くはありませんが、新しい単語や表現を覚えたり、簡単な手話を使った世間話ができるようにYouTubeや手話辞典を用いた実践活動をしたりと、少しずつその技術を磨いています。

本日は以前、生徒の数名がカルチャースクールの手話講座でお世話になった、佐伯区社会福祉協議会 かえで会のみなさんを招いての手話講座・交流会を実施しました。メインの講師はろう者の方が務めてくださりました。とても気さくな方で、すぐに生徒たちも打ち解け、楽しく手話を学ぶことができたようです。今回は自己紹介や世間話など、簡単で話しやすい話題を中心に手話でお話をしてくださったり、生徒たちも手話ボランティアの方々のサポートを受けながら自分のことを手話で伝えようとしたりと、終始和やかな雰囲気の中で交流会を進めることができました。

現在は手話に精通する人が学校にいないため、生徒たちが自分たちで辞書を引いたりインターネットで表現を見よう見まねでやったりと、できることに限界を感じていました。しかし、今回の交流会を機に、これから月に1度のペースで交流会を重ねていくことが決まったこともあり、生徒たちはすでに次回の交流会を楽しみにしていました。

いろいろなことに挑戦し、手話の技術を磨き続ける手話同好会の今後の活躍が期待されますね。