2023.12.16

行事 担当:井上

Kyoso Presentation Contest

今年度より土曜日を行事日として設定し、Active Saturdayを称して土曜日の有効活用に向けた取り組みを行っています。本日のActive Saturdayでは、中学生のコミュニケーションスキルの向上を目指して「協創プレゼンテーションコンテスト(KPC)」を開催しました。

各学年の予選では、協創ルーブリックが示され、探究型学力の”描く力”、社会参画する力の”社会を理解する力・社会をより良くする方法を考え、発信する力”、自己実現する力の”継続的に経験を表現する力”、以上4つをKPCを通じて高める力として確認を行いました。発表する側、聞く側、そして運営する側が一体となったKPCを目指しました。

本日のKPC本戦は、学級と学年の予選を通過した総勢20名が「日本語部門」、「外国語(暗唱部門・自由作文部門)」に分かれて発表しました。
日本語部門では、将来の夢について自分の思いを届ける生徒や社会の課題に鋭く切り込み、解決策を提示する生徒など、スピーカーが日頃から思考している事柄について発表が行われました。スピーチの構成や論旨、話し方や言葉遣いが審査対象の項目でしたが、いずれも熱量の高いメッセージ性のある見事な発表でした。
外国語では、中学1・2年生が対象の英語暗唱部門と全学年を対象とした自由英作部門が行われました。自由英作部門では、自らの体験や経験に基づいた内容に加え、表情を意識したりジェスチャーなどを織り交ぜた高い表現力で聴衆を魅了していました。

さらに、ゲストスピーカーとして、協創高校に留学中のスイス出身mia Hannna Chetcuti(ミア)さんと、広島修道大学 国際コミュニティー学部に留学中の金雄さんに日本語でスピーチをしていただきました。また、協創高校1年生の孫碩韓さんは、中国語と日本語を交えたビデオメッセージを寄せてくれました。

KPCは広島修道大学との中大連携事業の一環として行われています。広島修道大学から審査員として、日本語部門には広島修道大学人文学部の谷口先生と英語部門には同大学国際コミュニティー学部のHoy先生にご出席をいただき、ご講評もいただきました。

KPCは 通算6回目の開催です。校長先生からは、「年々、コンテストのレベルが向上してきています。この経験において得た自信は、きっとみなさんの土台となって将来に役立ちます。」との講評をいただきました。

KPCで選ばれた代表者は、2024年2月に開催予定の「協創コンテスト」への出場権を得ました。選ばれた生徒の一層の発信力向上を期待したいと思います。

【Kyoso Presentation Contest結果発表】
日本語部門 金賞 森澤 虹心(中2)「私のwill」★
      銀賞 寒川 伊織(中2)「睡眠不足が及ぼすもの」
      銅賞 飯田 楓 (中3)「理想の校則」
外国語
暗唱部門  金賞 河野 瑞季(中2)「A PRESENT FOR You」★
英作部門  金賞 大木 悠愛(中2)「Awereness Of Peace」★
      金賞 福田 紗菜(中2)「Reach out your hand」★
      銅賞 寳来 惺香(中1)「New Me,New Place」
★印 「協創コンテスト」出場者