2021.09.27

行事 担当:竹田

芸術鑑賞「北斎マンガ」

昨年のコロナ禍で芸術鑑賞が1年延期になり、今年は楽しみにしていた芸術鑑賞をすることができました。ミュージカル「北斎マンガ」のベルが鳴っていきなり「ほっ、ほっ、ほっくさい、葛飾北斎」のリズムにのった踊りで開演しました。
何人かの生徒に心に残っていることを聞くと、「北斎が自由に絵が描きたくて、勝川一門から破門されるとき、身を投げて助けられて北斎の妻になったお琴が『風になればいいのよ、そして日本中にその風を吹かせるの』と言ったところ」、「お琴が『北斎の才能が花開くことが私の生きがい』と言ったことと、娘のお栄が嫁に行くのが女の幸せと言う北斎に 『絵師になりたい』と言ったことが、古い女性と新しい女性を見た」、「曲亭馬琴は北斎はうまが合わなかったが、北斎・お琴のためにお金を工面したり、脳卒中の薬を教えたりして、才能を守った」、「お琴が北斎を生き返らせたのに、早死にしてかわいそう」 などと、それぞれ思ったようです。
コロナ禍においても芸術は命に必要なものと言った人がいますが、本当にその通りだと感じました。