2021.03.02

学修 担当:井上

中3美術「装いの表現」から現代アートを演出

3年生では、美術で「装いの表現」という授業があります。それぞれの自由な発想で、ファッションの一部である帽子をデザインしました。ワニが大きな口を開けて頭を丸ごと噛みつく形や、手の消毒液やシャンプーに使うのポンプ式のキャップの形、海賊のキャプテン帽や美味しそうなバナナ、それに人の下半身の形など、豊かな発想力を生かした作品ばかりです。
文化祭での展示に向けて1学期から取り組んでいた授業でしたが、コロナの影響により展示がなくなってしまいました。
そこで、帽子の制作にとどまらず、自ら帽子を被って、作品の一部と化す。現代アートを自ら体験、演出し、普段とは違う自分になったような、不思議な空間ができあがりました。これが芸術の醍醐味です。