2019.04.25

学修 担当:藤島

「いちばん星」と「国の冬」

7時間目のキャリアの授業では1枚のイラストからストーリーを作成し、それをうまく表現する創造の授業を行いました。生徒に示されたのは下の絵です。2分間の構想時間が与えられ、3分間でストーリーを創作します。そのストーリーを仲間に思いを込めて読み聞かせました。
 
こんな作品が完成しました。

題「いちばん星」

むかしむかし、あるところに1つの星がありました。
その星は世界で一番小さい星。その星は自分のことが嫌いでした。
「なんで僕は小さいの?」
そんなとき、世界で一番大きい星が近づいて言いました。
「仮に小さくてもいいじゃん。」
小さな星は、「どうして?」と聞きました。
「だって、地球にいる人間が星を見上げても、僕たちは皆同じに見えるんだ。
皆小さいんだよ。だけど人はそれを見て感動する。1つ1つが輝いているから。」
それを聞いて、小さな星はこう思いました。
「そうか、形や大きさは関係ないんだ。もっと自信をもって、自分らしく輝き続けよう。」
次の日から、この小さい星は世界で1番輝く星になりました。


題「国の冬」

むかしむかし、さびれた小さな国がありました。
住民たちは皆マフラーをして雪を踏みながら話をしていました。
「どうしたらこの国に人が来るんだろう?」
「この国には大きな木が1本あるだけだよね」
すると、1人の少年が、
「そうだ、クリスマスにあの木をライトアップさせよう」
そして出来たのがイルミネーション。
国は活気がでました。
それがイルミネーションの始まりだとか。