2023.11.23

学修 担当:藤島

コベントリーの日

WFC館長マラカイ・ネルソンさんによるウクレレ・歌

今年度、平和学習の一環として「コベントリーの会」と連携をさせていただいております。
6月には、「コベントリーの会」代表の方々に来校していただき、第2次世界大戦でイギリスのコベントリー市が経験した被害とその後の取り組みについてお話を聞きました。コベントリー市は爆撃後すぐに「和解と平和」を願い、復興に向けて力強く立ち上がっていく様子やコベントリー市の戦争遺構である旧コベントリー大聖堂には広島国際会議場に設置されている「和解と平和」の象徴である「和解の像ーStatue of Reconciliationー」が設置されていることを知り、広島平和公園フィールドワークで広島国際会議場の「和解の像」を見学しました。
7月には生徒たちが有志で平和を願いながら灯籠を作成し、8月6日、ミッドサマーセットでのイベントで流されました。生徒たちの平和への思いが、世界をつなぐ架け橋となっていることを実感しました。
そして10月には中学生全員が、現在続いている紛争の終息を願って、千羽鶴を折りました。

11月23日、広島市留学生会館で「コベントリーの日」が開催され、中学1年生の石本さんと蓬莱さんが出席し、これまでの取り組みを英語を交えて発表しました。コベントリーの歴史を通じて平和への願いを学ぶことができました。

〔石本さん感想〕
私は提灯作りのプロジェクトに参加して、自分の気持ちを具体的な行動に移すことにしました。
この経験を通じて、世界に平和のメッセージを広める重要性を実感しました。
I joined the project of making lanterns to translate my feelings into action.
Through this experience, I’ve come to realize the importance of spreading a peace message to the world.

〔寳来さん感想〕
私は、コべントリーが広島と同様の痛みを経験していたことを知り、提灯や折り鶴を通じて世界に平和のメッセージを広めたいという私の願いがますます強くなっています。
I learned that Coventry had a similar painful experience as Hiroshima, and my desire to spread a message of peace to the world through making lanterns and cranes is getting stronger.