2022.04.18

学修 担当:藤島

「読書のすゝめプロジェクトJunior」”Bookケータリング”

2018年に竣工した1号館の3Fには、LRC(Leraning Resource Center)があります。このLRCは竣工以来、本校教育の中核を担う「知の拠点」としての機能を果たしてきました。今年度、中学では生徒の知る喜びと学びの楽しさを実感してもらいたいとの思いから「読書のすゝめプロジェクトJunior」を始動します。生徒には先週のオリエンテーションでプロジェクトの概要が伝えられました。示されたプロジェクは次の4つです。

①読書の見える化・・1ケ月あたりの完読量(KANDOKU)の冊数を”読書メーター”にして掲示し、読書量の向上を図ります。KANDOKUの頭文字が”K”であることから、2年前から先行的に実施してきた"K-League(※1)"の1つに組み入れて生徒の自発的な読書活動につなげていきます。
②ポップdeアップ・・・生徒全員によるポップ作成を通して、自分が伝えたい言葉で表現します。自分が感動したことや共感できることをポップで紹介します。
③Bookケータリング・・・本を食べ物のごとく吸収してもらいたいという意味を込めて名前をつけました。4号館(中学棟)に生徒代表や教職員が選んだ本がブックトラックによって運ばれて来ます。中学生は手軽に本の貸し出しと返却が可能です。
④ビブリオイントロドゥキオ・・・隔週月曜日朝の中学集会の先生の講話の中にビブリオ(ラテン語の書物)・イントロドゥキオ(ラテン語の紹介)を行います。続いて生徒代表、図書委員が輪番でビブリオイントロドゥキオを行い、生徒、教員が一体となり共に学ぶ姿勢で取り組みます。

今日はBookケータリングの初日でした。生徒代表の呼びかけもあり、昼休み中会場は盛況でした。明日からは毎日10分間の朝読も始まります。「読書のすゝめプロジェクトJunior」との相乗効果で、LRCの利活用促進とともに、読書を通して知る喜びと学びの楽しさを実感してもらいたいと思っています。
「読書のすゝめプロジェクトJunior」については、随時ブログで紹介していきます。

※1)中学ブログ「K-League(2021年12月11日)」はこちら ←  クリック


生徒代表がBookケータリングの説明をしています

中学3年生

中学3年生

中学1年生

中学1年生

ブックトラックの前での選書の様子

自治会役員が選んだ本コーナー

平安時代の古典に出会おうコーナー