2024.04.12

行事 担当:福原 沙也香

真のリーダーへ

本日、1年生の宿泊研修に中学3年生がお邪魔してきました。
中学3年生8名がリーダーとなり、この春入学してきた新1年生の五感活性化プログラムであるピザ作り&熊笹茶作りのサポート役として今日まで準備してきました。

春休み、丸々2日間を使って、「リーダーとはなにか」「1年生との接し方」の座学や、段ボールで作成するピザ窯の作り方や、ピザ生地・熊笹茶の作り方を実践していきながら新1年生に分かりやすく模造紙にまとめました。
何が1年生は困るだろうか、どのような情報を載せると良いのかなどを多面的に考えながら事前準備を終え、当日を迎えました。

最初は3年生も戸惑っている様子でしたが、3年生同士で連携を図りながら上手く役割分担を行ってる様子が伺えました。

指示を出すのではなく、1年生を主体としあくまでサポートに徹するという、みんなが決めたリーダー像が上手く表現できていたのではないでしょうか? 耳を傾けると、「それいいじゃん!やってみようよ」「どうするか一緒に考えてみよう」など、前向きでありながら、1年生が成長できる環境を創るような声掛けができており、1年生だけでなく3年生も成長させられているなと実感しました。

時が経つにつれて、1年生が「3年生はこれで帰っちゃうんですか?」と聞きに来るほどもっと活動したい、関わりたいと思わせるリーダー生だったようです。
1年生の主体的な活動を上手にサポートしてくれた甲斐もあり、ピザも熊笹茶もとてもおいしく完成することができました。

最後は1年生からの感謝の気持ちと、それに答える3年生の満足感と少し誇らしげな顔がとても印象的です。

学校に帰着し、疲れ切っている様子の3年生でしたが「本当に満足できました。楽しかった!」と満足のできるリーダー研修だったようです。
協創していくなかでお互いに成長があり、人が人を成長させていくのだなと感じました。

リーダー生の8名には、これからも協創中学校のリーダーとして、学年・学校全体を引っ張っていってほしいと思います。

8名の皆さん、お疲れさまでした!